父の誕生日と「55歳役職定年」

今日は亡き父の誕生日。

69歳で急死した父が、もし今も生きていたら84歳。

父が高校を卒業して以来働いていた地元の金融機関で勤め上げ、役職定年で会社を辞めたのは55歳の時。

今のワタシと同じ年齢です。

会社を辞めるには、まだ若い!若すぎる!、と思います。

だがしかし当時は、金融機関で働いている人なら「55歳役職定年」はごく普通のこと。

55歳を迎えると役職を降りて、関連会社やグループ社へ出向するのが当たり前のルート。

専門性の高い分野ゆえ、「60歳より、55歳の方が他社で歓迎されますから!」と。

確かにそうです。

55歳からの5年間は、恐らく気力、体力の個人差が相当出る年代。

自分自身が、父が会社を辞めた、その年齢になった今、父と一緒に飲んでもっと家族一緒に語り合いたかったなーとつくづく思います。

昭和の父の感覚から言って、3姉妹が全員50代になった今も仕事を続けているなんて、きっと想像もしていなかったことでしょう。

そんな父の絶大な功績は、残された母と3姉妹の女子4人が、今も超仲良しで健康で、元気に暮らしていること。

そして、溺愛していた初孫が、この春「東大生」になったこと。

もし生きていてくれたなら、どれほど喜んでいたことか。

親に望むのは、とにかく健康で長生きしてくれること。

それが叶わなかった父を思う誕生日。

 

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