親の介護と我が身

先週日曜日、25年来の女子トモ6人が集まりました。

みんな50代なかば。

話題の中心は80代の親の介護問題。

ワタシの場合は、父が69歳という若さで急死したものの、幸いなことに、残された現在82歳の母はとても健康で元気。

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友人・知人も多く社交的で、札幌市内にある父が残してくれた自宅で悠々自適の一人暮らしをしているのですが、友人たちの状況は大変なものでした。

Aちゃんの母親は数年前に認知症を発症し、やっとのことで施設に入居してもらったものの、体が元気過ぎるために他の入居者のお世話をしようと施設内で積極的に活動し過ぎて周囲から「あっち行け!」と煙たがられ、医師から鎮静剤の処方を促されているとのこと。

Bちゃんの母親はもともと「うつ病」で元気がないため、すぐ近くのコンビニに行く間にも何度も転倒を繰り返し、先日、精神疾患を対象とした高齢者のグループホームをやっと見つけて母親と一緒に見学に行ってきたとのこと。

Cちゃんの母親も認知症が出始め、同居している父親の老々介護に限界が見えてきて、父親のSOSに応えるために奔走中とのこと。実家に運び込んでいた大切なものたちも、「断捨離」を目的に大量に捨てられたりする事件も起きて悩んでいました。

聞けば聞くほどそれぞれが大変過ぎる状況に、納得したり共感したり、驚愕したり・・・だったわけですが、結果あぶり出されたのは、「ねぇ、ところで私たちが80代になった時は一体どうなるの?」。

6人中、子供がいるのは2人だけ。

あとの4人は「子なし」。

子供のいない私たちを、一体誰が心配したり、面倒みたりしてくれるの!?

いないね・・・。

ロボットしかいないね・・・。

80代になった我が身を想像し、現実問題として語り合う、今まで以上に切ない、貴重な女子会になりました。

 

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コメント

  1. 今後80歳問題ありますよね。えり子さんの場合は、伴侶がいて持ち家、最後はお金の力を借りる事もあるでしょうね。僕なんか独身だから、考えたくないけど、いつも考えてます。

    • 若い時は先のことを考えずに突っ走ってましたが、今は違います。
      伴侶はいますが、オットより絶対に先に死ねないと思い、いつも考えてます。

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