今日は先月受けた脳ドックで、病院から「所見あり」の連絡を受けて、医師の面談に行ってきました。

画像を見せながら説明してくれた医師の話によると所見は2つ。
一つ目は「隠れ脳梗塞」。
脳梗塞が起きた明らかな痕跡があるとのこと。
自覚症状のない脳梗塞なのだそうで、知らぬ間に、いつの間にか脳の血管が詰まって軽い脳梗塞を起こしていたことがあったそうです。
最近のものではなく、少なくとも半年以上前で、それが1年前なのか数年前なのかはわからない。
自覚症状がまったくないので、「寝てる時に起きたってことですかね?」と質問すると、先生曰く、「脳梗塞は寝てる時には起きないんですよ」。
ということは、普通に意識があって、いつも通りの日常生活を送っていたどこかのタイミングで発症したものと思われますが、いつ起きたのか知りたいですよね。
でも、先生もわからないし、知るすべもないそうです。
そして、2つ目は「サイズ1ミリの脳動脈瘤」。
こちらは年に1回程度の経過観察で「大きくなっていないか」を確認すればよく、目安としては5mmを超えると破裂して「クモ膜下出血」につながる可能性があるので、治療の必要が出てくるとのこと。
脳動脈瘤があるといっても心配のないタイプのものがほとんどなのだそうで、大きくなることもなく一生持ち続けることもよくあるとのこと。
一つ目の脳梗塞は遺伝ではなく生活習慣によるもの。
2つ目の脳動脈瘤の遺伝的要素は2~3割、とおっしゃっていました。
以上、今回の脳ドックで見つかった2つの所見の説明のあと、現時点では「治療の必要は一切なく、経過観察で充分」と言われてほっとしました。
とってもフレンドリーな感じのソフトな先生が時間をかけて画像を見せながらゆっくり丁寧に説明してくれたのも安心要素。
「脳ドックで所見あり」の連絡を受けてからというもの、「そういえば、なんとなく視野が狭くなってきているような」気がしたり、「そういえば、なんとなく手足に『しびれ』があるような」気がしたり・・・。
いずれもただの思い込みでしたね。
本当に不思議なものです。
ちなみに、言葉の壁のせいで認知症のスクリーニング検査で落第したと思われていたオットのポールはすべてクリア。
認知症の疑いも脳の異常も見つからず、満点回答の脳ドック検査結果が送られてきました。
いいなー。羨ましいなー。
読んで頂けたら↓
コメント
経過観察で良かったですね。
案ずるより産むが易しですね。
本当に安心しました。
だがしかし、家族歴を考えるとリスク大なのは間違いないので気を付けます。
まずは経過観察で良かったです。私までホッとしました。
でも、隠れ脳梗塞って….?
本人に自覚がないのにいつの間にか罹患している!?しかも活動中に!?
そして1ミリの脳動脈瘤???
昔なら画像の精度が低くて気づかれないレベルかと。今の精密機器は進化している!
すべて眼から鱗です。ありがとうございました。
自分も気を付けなくては…..
私も本当に驚きました。
自分がいつの間にか脳梗塞になっていたなんて。
脳梗塞の痕跡も、1ミリの脳動脈瘤も、画像で拡大してしっかり見せてもらいました。
自分の脳内を見る不思議。
気をつけなさいよ、というお告げと受け止めて、暴飲暴食、生活習慣を見直します。