約2年前からお付き合いしている仕事の取引先。
数年前に法人登録されたばかりの、札幌のスタートアップ企業。
専門性の高さと価格の安さが魅力で取引を始めたものの、非常に不安定でこちらがハラハラさせられっぱなし。
何が不安定って、社員の入れ替わりと連絡体制、ビジネスマナー。

取引開始当時の若い担当者はすでにグループ会社に転籍し、その後任は東京にいて、自宅と思われる場所から常にオンライン対応。
コロナ禍を経た今はそれも「アリ」。
知識が豊富で、これまでは誠実かつスピーディーに対応してくれていたものの、今月に入ってから、対応依頼のメールを送信しても一切返信なし。
なんとなくおかしいなと感じて、転籍してしまった以前の担当者をメールの「CC」に入れて、同じメールを「再送」したところ、以前の担当者から連絡があり、「後任が辞めてしまったようなので自分が対応する」と。
ビジネスパーソンたるもの、会社を辞める時は取引先に連絡するのがマナーですよね!?って怒りたいところですが、今は別の会社にいる前任者の責任ではないので、ぐっとこらえて状況を聞くと、「今月末=今日で辞めることになったと聞いた。辞める理由は自分も聞かされていない。数週間前から年休消化に入って、もう仕事はしていないらしい」、と。
いま話題の、「退職代行モームリ」で、ある日突然退職したのかもしれません。
忘れもしない、今年の4月1日には、メールさえも送信することができなくなり、まさかの「夜逃げ?!」と思ったこともありました。
その時はシステムの大規模アップデートが行われ、一時音信不通になっただけだったのですが、胸騒ぎが止まりませんでした。
それなら事前に、「システムのアップデートがある」と一斉メールで取引先に一報してくださいよ。

「価格が安い」=「リスクあり」を改めて認識させられ、こちらがハラハラし過ぎて「モームリ」になりそうな10月の終わり。
※今日の写真は2014年のハロウィーンの時のもの。ポールはドラキュラのコスチューム。
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コメント
ポールのドラキュラ伯爵、カッコ良すぎでしょ!
スタートアップとか、自由だけど、不安定ですよね。国ももっと補助出して育成しないと。
医薬品業界でも、内資より外資系の方が勢いありますが、MRがコロコロ変わります。営業成績悪いと容赦なく辞職勧告ですから。
終身雇用なんて時代遅れだけど、内資の安定と保証は捨てがたいです。
ドラキュラ、なかなか似合ってますよね。
スタートアップの不安定さ、本当に心臓に悪いです。
以前の担当者さえも、すごく若いので、いますぐ辞めてしまうかもしれないと思うと、
その後は誰が担当してくれるの?と。国内大手の安定と保証は本当に捨てがたい。