母の「家じまい」

今日、築34年の母の家を買い主さんに引き渡し、「家じまい」が完了しました。

市内でひとり暮らしをしている82歳の母に、父が残してくれた戸建てを売って、ワタシの家の近くの雪かきいらずで地下鉄駅近の便利なマンションに移り住むことを提案したのは、忘れもしない今年の3月21日。

その時の提案は、「85歳くらいまでには、、、」というつもりで、2,3年かけて少しずつ心の準備をしながら家探しを始めた方がいいかもね、というくらいの気持ちでした。

母の反応はというと、「施設に入るまではここで住むつもりだったから、マンションに移り住むなんて考えたこともなかった」と戸惑いつつも、「凄く嬉しい、楽しみ!」って前向き。

姉妹もその家族もみんな提案に大賛成だったので、それからすぐに家探しと家の売却に向けて動き出したところ、見事なくらいすべてが順調。

4月22日には新居の賃貸マンションの入居契約、5月23日に引っ越し、6月13日に家の売買契約締結、7月17日に家の引き渡しで、提案から4ヵ月経たないうちに「家じまい」が終わったのです。

母の新居は、3月末に家探しをはじめてから、中古マンション→新築マンション→賃貸マンションと毎週末に内覧を重ね、3週目の9件目で一目ぼれ。

当初は想定していなかった賃貸でしたが、鍵を借りて部屋の中に一歩足を踏み入れた瞬間、リノベしたばかりのキレイな内装、車いすで通行できる広くゆったりした間取りと部屋に差し込む暖かな陽射し、緑が豊富で静かな環境に母と「ここだね!申し込もう!」と思わずハイタッチ!!

転居先が見つかって安堵したものの、今度は戸建てが売れるかどうか心配で、人が住まなくなった家は傷むのが早いと聞くので、空き家のまま冬は越したくないなー、と早く買い手が見つかりますようにと願っていたところ、広告を出した直後、最初に内覧に来てくれたご夫婦が、すぐに購入を決めてくれたのです。

トントン拍子とはまさにこのこと。

引き渡しの数日前、母が急に「お別れ」の前に自分の家の見納めがしたいと思い立ち、ひとりでバスに乗って家の様子を見に行ったと後で聞いた時にはしんみりしてしまいましたが、転居先の生活の便利さの方が上回っており、後悔はないとのこと。

今回のことでは行政手続きやその他引っ越しの諸々、売却関係などなど本当に勉強になりました。

「家じまい」なんてはじめてのことで、この4ヵ月間、ずっと手探りしながら夢中で進めてきたので、母も私も「燃え尽き症候群」になるかも!?

 

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