今日はIさんのお通夜に行ってきました。
いまからちょうど20年前に仕事のプロジェクトで1年間一緒に仕事をした仲間です。
享年58歳。
昨年暮れに喉がつかえるよになり、食道がんが見つかった時にはすでにリンパ節や他の臓器にも転移が見られる「ステージ4b」の診断だったそうで、その後、脳に転移し、発見から1年が経たないうちに旅立ってしまったのです。
そんな辛い闘病生活を送っているとはまったく知らず、今年の春に無邪気に飲み会の誘いのメールを送った時には、闘病中であることを教えてくれて、「治療と重ならなければ必ず顔出します!」と頼もしい返信をもらっていました。
結局、病状が悪化して会うことはできませんでしたが、まさかこんなに早く別れが来るとは。
本当にショックです。

Iさんは、60歳の定年を迎える前に「定年特例」という制度を使って、3年前の55歳の時に退社。
Iさんが退社してしまうのは本当に寂しい気持ちでしたが、多趣味で芸術家肌だったので、きっとやりたいことがたくさんあるんだろうなと、かつての仕事仲間で壮行会を開きました。
その時の晴れやかで、少し照れたような笑顔が今も忘れられません。
髭をたくわえたワイルドな見た目に反して、とてもお茶目で優しくて穏やか。
とても繊細な心を持っていて、常に弱者の味方。
今、改めて思い出しても、悪いところが一ミリも見当たらない、誰からも愛される人でした。
今日の「偲ぶ会」は、そんなIさんらしい、特定の宗教のしきたりにとらわれない自由なスタイルでお坊さんも読経も一切なし。
読経の代わりにたっぷり聞くことができたのは、故人と特に親しかった3人の弔辞と喪主である奥様の代表挨拶。
いずれも故人の人柄がとてもよくわかる、心温まるエピソードが満載で、笑いあり、涙あり、本当に素晴らしかったです。
できることなら、Iさん本人が生きている時に、御本人に聞いて欲しかった、、、
心からご冥福を。
読んで頂けたら↓
コメント
58歳はお若いですね。でも55歳で退社して好きなこと出来て良かったですね。今のご時世、65歳まで働くのが当然みたいな感じですから。カッコイイです。
今思えば、ですが、自分の人生が短いだろうことをわかっていたのかもしれません。
カッコいい生き様を見せてくれました。