ソースパンとディープフライヤー

「今日は、ラザニアを作ろうと思うんだけど、どう?」とポール。

「うん、うん」とうなずく私に、「でも、本当は、ラザニアを作るなら、もっと上等なソースパンと、四角くて大きな耐熱皿があればいいんだけどな・・・」。

「じゃ、今から買いに行こう!」ということで急遽買い物へ。

最初に行ったのは、もちろん激安の殿堂『ドン・キホーテ』。

T-FALの4点セットを見つけて、とっても心惹かれているものの、大きさがイマイチみたい。

「どうしてこんなに小さいのしか売ってないの?大家族だったらどうするの?こんなんじゃみんなの分を一緒に作れないよ。。。」と不満そう。

その後、「東急ハンズ」→「三越」→「丸井」の調理器具コーナーに行き、探し回ったにもかかわらず、どこも置いてあるのは同じものばかり。

現状を知り、大きさについては諦めたもののどうしても上等なソースパンが欲しかったらしく、結局は、ドンキに戻って、一番最初に見た『T-FALの4点セット』を買うことに決定。

それがこちら。

何度もしげしげと眺めては、「本当に嬉しい!これでやっとストレスから開放されるよ」ですって。

私がなんの不満もなく、普通に使っていた鍋がポールのストレスになっていたなんて!

料理をする人は違うのねー。

すぐ近くの売り場で、電気の『ディープフライヤー』も発見して、速攻購入。

外側は、こんなふうで、

中は、このようになっています。

フライドポテト大好きなポールには、どうしても欲しかった一品。

大きな箱を2つも抱えて、ドンキを出たときのポールはとっても嬉しそう。

気が付くともう7時半。

夕食の準備を始めるには遅すぎるし、四角い耐熱皿も見つからなかったので、今夜のラザニアは潔く諦めて、そのままタイ料理レストラン『マニータイ』ヘ。

タイに通算2年近く住んだことのあるポール大絶賛の本格的タイ料理のお店です。

お肉や、タイ野菜の炒め物、タイ風オムレツや、チャーハンなどを食べましたが、どれもと~ってもおいしくて、とにかく辛いので口の中が

ここのタイ料理、辛いもの好きの方には本当にお勧めです!

台湾の足裏マッサージ

またまた「足マ」の話で恐縮です。

ここんとこ特に「目」と「肩」の疲れがひどく、行きつけの『英国式リフレクソロジー』にまたまた駆け込んでいました。

いつもの『オイル・リフレ25分』に加え、今日は、思い切って『ハンド・リフレ10分』もプラス。

それにしてもこの店、最近なんでも有料化し始めたのがちょっと気になります。

かつては無料だった着替え用の半ズボンや、香りつきオイルまで全て有料に。

この様子だと、いまに、「施術用椅子に座ること」も、「背もたれを倒すこと」も、有料化されそうで怖いです(床に寝かされて施術を受ける日も近いかも)。

で、「イタ気持ちいい~」至福の40分間を過ごしつつ、ポールとの台湾旅行を思い出しました。

台湾といえば、「足裏マッサージ」の本場。

料金も日本に比べるとかなりリーズナブル。

あまり乗り気ではないポールの手を引っ張って、2人で、日本語のチラシをくれた「足マ」のお店へ。

日本のより格段に痛い。

でもきっと効果があるはず。だから、我慢、我慢。

「痛~い!!でも気持ちいいね」なんて、旅行気分も手伝って、自分で言うのもなんですが、はしゃぎまくりの私。

自分も気持ちいいけど、ポールにもこの気持ち良さを是非わかってもらいたかったんですもん。

が、そんな無邪気な私が見た、隣で足裏マッサージを受けているポールの様子はといえば、腕組みをして、般若のような形相で、ものすごい不機嫌

「恐い、恐いよー。ポール、怒ってるー」

私の問いかけにもうなずくだけで終始無言。

「何、何、一体何があったの?!」

後でわかったのですが、そのときはあまりに痛さに、我慢できなくなったらマッサージの人を殴ろうとしていたらしく、かなり本気の戦闘モードだったみたい。

恐い顔は、歯をくいしばっていたからで、腕組みしていたのは、反射的に、相手を殴らないように手を押さえていた、ってことのよう。

翌日、ポールの足の裏には、痛々しい内出血の後がくっきりと。

内出血するほど痛かったなら、「痛い」って言えばよかったのに。

本当に強がりなポールの「足マ」初体験物語でした。

以来、ポールは一度も行ったことがなく、気持ち良さは全く理解してもらうことができませんでした。

ツアコン

いまのように平凡なサラリーマン生活を送ることになろうとは思ってもいなかった頃、私には憧れの職業が3つありました。

「通訳」、「調香師」と「ツアコン」。

前の2つは、実は今でも憧れていて、「たとえ何年かかってもいつかなってやる!」と鼻息はかなり荒いです。その割には、努力を怠っているのは否めませんが。。。

そして、「ツアコン」。

これについては、今や完全に憧れはなくなりました。

根性なしの私には無理です。大変すぎです。

先日読んだ、スーパーツアコン貫井由美さんの『愛しのヨーロッパ。爆笑ツアー日記』

これ、本当に笑えて面白かったです。

紀伊国屋Book Webには、

「現役ツアコンだから書ける究極の爆笑ツアー日記!イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル…愛するヨーロッパの地を駆けめぐっての、一読驚嘆・抱腹絶倒のエピソードがテンコ盛り!笑えてためになるツアー日記の決定版」

と紹介されていますが、本当にその通り。

パックツアー派の私は、自分自身の体験から、著者のツアコン由美さんの置かれている状況が容易に想像できるので、ヨーロッパで自分が行ったことのある観光地を思い出しつつ、あまりに面白くて一気に読んでしまいました。

かつて憧れていた頃は、

「海外に何度も行けるし、心細いツアー客から頼りにされて神様みたいにあがめられるし、なんて羨ましい仕事なの!」

と思っていました。

でも、全然違うんです。

あがめられるどころか、理不尽なことで罵詈雑言を浴びせられたり、わがままを言って困らせられたり・・・この仕事、本当に気が休まることがありません。

海外ツアー旅行に参加したことのある方、これから参加しようという方には、本当に楽しめて参考になる1冊なのでお勧めです。

薄々気付いてはいましたが、この本を読んで、「やっぱりツアコンにならなくて良かった」とシミジミ。

地下鉄の車内にて。

今朝乗った地下鉄の車内で、驚くべき光景が一気に2つも目に飛び込んできました。

まず、ひとつめは、「車内でメイクに夢中のご婦人」

「メイクをするギャル(この呼び方、古い?!)」には、いまでは驚きもしません。

見かけるたびに、マナーうんぬんよりも、揺れる車内でちゃんとメイクができるなんて、心底すごいなー、うまいなー、と感心しきり。

私なんて、しっかり腰を落ち着けてメイクをしていてもしくじることが多々あるのに、揺れを感じながら、ビューラーでまつげを上手にカールしたり、マスカラを塗ったり、アイラインを引いたり・・・、本当に『神業』としか言いようがありません。

あまりジロジロ見るのもなんですが、私がいつも思わず見てしまうのは、非難の意味ではなく、もっと良く観察したいから。

でも、でも、今朝見たその女性は、明らかに50代後半の高貴な感じさえ漂うご婦人だったのです。

堂々と大きな手鏡を持って、それはそれは丁寧にメイク。

乗った瞬間から降りるときまでずっとメイクに夢中。

これには本当にびっくり。

私の偏見かもしれませんが、この年代の方は、「車内メイクは恥ずべきこと。マナー違反」と嫌がるものとばかり・・・。

ギャル限定では、なかったのですね。

そして、もうひとつは、「車内で朝食を取る女子大生」

私の隣に座った、就職活動中とおぼしきその女子大生。

寝坊して面接の時間にでも間に合わないのか、おもむろにカバンの中から、菓子パン2つとペットボトル1本を取り出し、思いっきり膝の上に広げて、片手にパン、片手にペットボトルの状態で、ムシャムシャ、ゴクゴク、朝食を取り始めたのです。

これには、私も唖然。

「ねぇ、ラッシュアワーの車内で、その食べっぷり。どうなの?!」

しかも、乗ってる時間はわずか7分。

その間にすべて食べ終え、何事もなかったかのように、地下鉄を降りていきました。

自分も他人のことをどうこう言えるほどのマナーを持ち合わせていないので、基本的には「ヒトはヒト」、他人の行動について、全くとやかく言うつもりはありません。

ただただ、善悪は別として、「おぉーーーっ、いよいよ日本も変わってきたな」と思わせる今朝の地下鉄車内での出来事でした。

束縛は愛?!

付き合い初めの頃、ポールは、それはそれは厳しく私の行動を取り締まっておりました。

今だから言えるのですが、その頃はポールにとって、日本人特有の「ホンネ」と「タテマエ」の使い分けをちょうど理解しはじめたころでもあり、私の彼に対する態度が、好意ゆえのものなのか、誰に対しても同じなのかが分からず、その判別に全神経を研ぎ澄ませていたように思います。

なので、私が他の男性に対して好意を示すような振る舞い、例えば、男性の前で髪を触ったり、素敵な男性を目で追ったり(普通でしょ?!)、まして親しく話す、などという行為は絶対に許されませんでした。

そんな私の行為を目撃されたあかつきには、ポールは必ず私のもとを去ってしまっていたのです。

「男女問わず、誰とでも仲良くなれるの!」、「社交性がウリ!」とばかりに思っていた私には、ものすごい衝撃。

だって、ありえないでしょーーー。

こんな理由でフラれるなんて!

だって、その頃の私はといえば、ポールの心配とは裏腹に、「彼氏だって、自分の彼女が誰とでも仲良くしているほうが嬉しいにきまってるよね」くらいに思っていて、全く悪気がなかったんですもん。

私の八方美人な行為を彼に非難される度に、
「彼女を束縛し過ぎだよ!ポールってば、『タリバン』?!」みたいに逆ギレしては大喧嘩。

その後、本当の信頼関係を求めるなら、「間違っているのは私の方で、彼の言い分は当たり前」、ってことに気付くまでにかなりの年月がかかりました。

結局、2年前に無事結婚もして、確固たる信頼関係を築くことができたからなのか、単に付き合いが長くなったからなのかは定かではありませんが、今やポールは私に対して完全ノーマーク!

全く心配している気配なし。

付き合い初めの頃の数々の苦い経験から、「束縛もひとつの愛のカタチ」と理解いたしました私としては、この解き放たれっぷりに、「最近、どうよ?!」と思わなくもありません。

ガイジン=白人?!

日本で、「ガイジン」というとき、それはすなわち「外国人」というのと同時に「白人」を意味することが多いように思います。

なので、日本人にとってポールは、日本で見ても「ガイジン」ですが、イギリスにいても中国で見かけても「ガイジン」という感じ。

外国の人というよりは、ただの呼び名であって、白人の総称のようなもの。

ポールが行った韓国の国際空港での出来事。

入国審査のゲートの表示は、「韓国人」と「外国人」。

「韓国人」のゲートには、韓国の人たちが並び、「外国人」のゲートには、ポールのほか数名の白人が並んでいます。

それを見た日本人のご婦人5~6人のツアーグループ、ポールの近くで、「自分達の行くゲートがない」と大いに悩み、困惑していたのだそう。

「私たちは、韓国人じゃないけど、ガイジンでもないわよね~」と。

この出来事で、ポールは、日本人にとっての「ガイジン」の持つ意味を良く理解することができたのだとか。

ちょっと耳を疑いたくなるようなこの話。

最初は、「えぇーーーっ!そんなことありえないよ。聞き間違いじゃない?!」と言った私ですが、もしこのツアー・グループにとって、それが、はじめての海外旅行だとしたら、考えられる話ですよね。

ちなみにポールは、日本の国際空港では、配偶者ビザがあるので「日本人」ゲートから入れます。

いつも「この人、ゲート間違えてるよ。教えてあげた方がいいのかな」という視線にさらされながら、堂々と通り抜けています。

日本に帰国したときの入国審査で、この同じご婦人ツアー・グループが、「日本人」の列に並んでいるポールを見たら、またもや困惑させてしまうことでしょう。

ポールの苦悩-敬語・丁寧語との闘い

日本での生活も8年を過ぎ、すっかり日本語に慣れてきたポールですが、いまだに彼を悩ませ続けているのが敬語・丁寧語の類。

本人も「日本語は結構イケる!」くらいに思い始めたところで、敬語・丁寧語を聞くと、その自信はもろくも崩れ去るのだそう。

しっかりした人であればあるほど、彼に対して、きちんとした美しい日本語を使ってくれるのですが、それが返って彼を悩ませることになります。

ポール曰く、

「・・・していらっしゃる」、

「・・・していただいて・・・」、

という類の言葉を聞いた途端に、頭の中が真っ白になって、日本語の思考回路が突然「オフ」になり、遮断されてしまうのだそうです。

先日もある人とお話をしていたのですが、なんのことはない簡単なことなのに、とても敬語がきれいだったことが災いして、ポールはほとんど理解できず、「すみませんが、敬語を使わないでください!」とお願いしたほど。

だって、「仕事は何?」と聞いてくれればポールもすぐわかるのに、「ご職業は、何でございますか?」なんて言うんですもん。

でも、言われた方も突然「敬語は止めて」なんてことを言われても簡単に直せることではありません。

しばらくは微妙かつ不自然な会話と空気が・・・。

仕事の話をしている相手に、突然、子供に話しかけるように話して!と言われてもね~。

仕事上の敬語は、本当に敬っているかどうかは別として、ただの癖みたいに身についている人が多いし。。。

日頃から、家庭内で敬語を使って、ポールに慣れてもらうようにするしかないのかな~

ポールの誕生日第2弾

今日は、ヨースケandマスミ夫妻がポールの誕生日をお祝いしてくれました。

2月の誕生日当日、ありえない災難に見舞われたヨースケから、突然のキャンセル。

そのため、今日改めて仕切りなおし、ということになり、場所は澄川の「クッチーナ」。

お誕生日プレゼントにいただいた『スパイス・キット』にポールは大感激!

お店のひとたちからもお祝いをしてもらって、ご満悦。

ピザやパスタを堪能し、おまけにグラッパを飲みまくってポールは絶好調。

酔うとかなり饒舌になり、話出したら止まりません。

“I like Yousuke!”

マスミさんには

“I like your husband!”

を連発して、自分がいかにヨースケのことが好きかを伝えようとするので、ヨースケもタジタジ

ポールがヨースケを好きなのは、日本人には珍しく、『はっきりと自分の意見を言うから』なのだそう。

聞いていると2人の間に意見の違いは多々あります。

お互い意見を全く譲らないところが、ポールにとっては、ものすごく話し甲斐があって面白いのだそう。

それが、イギリス式会話なんですと。

そんなこんなで、少し早めの5時に開始したディナーは、気付くと11時。

延々6時間、しゃべっりっ放し&飲みっ放し。

帰宅してからもポールは、いかにヨースケが好きかを力説。

かなりグラッパが効いたようで、もう誰も彼を止められません。

スリランカ・カレー

レッスン帰りに、近くのスーパーに立ち寄ったポールから電話が。

「スリランカ・カレーに必要な材料は何?」

どうやら、今日は、先日生徒さんのSIZUさんから頂いたスパイスでスリランカ・カレーを作ってくれるつもりらしい。

彼の指示通り、慌ててビーフカレーとポテトカレーのレシピを持ち出し、

「牛肉とポテト、青唐辛子、にんにく、しょうが、レモン、それからココナッツミルク!」。

青唐辛子・・・は、英語でなんて呼ぶのかわからなくて、「細長い、緑色のチリみたいなやつ」と説明してはみたものの、「青なんばん」と「ししとう」で悩んだ彼から再度確認の電話。

ようやく材料が全て揃ったところで、料理開始。

レシピをしっかり冷蔵庫の横に貼って、ポールは料理、私はレシピの通訳兼アシスタントとしてスタンバイ。

なんとポテト・カレーとビーフ・カレーを同時進行でクッキング。

私のレシピ通訳も必要ないくらい手際よくさっさと料理を進めるポールに、あれこれ指示されたり、注意されたりしながら、私もちょっとだけお手伝い。

普通、逆だよなーーー。

そして、遂に完成『スリランカ・カレー』。ナンと一緒に。

右が『ポテト・カレー』、左が『ビーフ・カレー』。

ポテトの方は、「お子様でも大丈夫」とレシピにあった通り、とってもマイルドな辛さ。
お芋とカレーは本当にベスト・マッチで美味。

ビーフの方は、チリパウダーがかなり効いていて、なかなかの辛さ。

「すごい、辛いね~」という私に、ポールは、「もっと辛くてもOK」などと言って強がっていましたが、2人とも気付くと汗が噴出していました。

タイプの違う2種類のカレー、どちらもと~っても美味しかったです。

SIZUさん、本当にありがとうございました。

次回は、『チキン・カレー』に挑戦してみます

イギリス人ジョンの見た日本の風景

パソコンにたまった写真の整理をしていて、ポールの大親友のジョンが、2年前に日本に観光に来たときにデジカメで撮ったものすごい数の写真を発見。

ナントその数200枚以上。

ジョンってば、こんなに写真を撮ってたんだ~、なんて改めて時間をかけてじっくり鑑賞。

外国人観光客の撮った日本の写真、なかなか興味深いので、ちょっとご紹介。

まずは、原宿・代々木公園前にて。

この写真の方をはじめ、みなさん、被写体になることにとってもなれていて、観光客が周りでたくさん写真を撮っていました。

お次は、新宿の路地裏。

このオブジェをとっても気に入ったようで、これだけで何枚もありました。

電車内にて。場所は不明。

私が思いっきり眠りこけている写真もバッチリ撮られていました。

そう、イギリスでは電車内で眠っている人はほとんどいません。

治安が悪くて眠るとスリにあうから、と言う人もいれば、電車内で眠る方が不思議という人も(ポールは後者)。

私は、車だろうと電車だろうと乗り物では必ずといっていいほど眠ります。

あの揺れの心地良さったらもう。。。

これは、カラオケルームにて。

日本滞在中は、ほぼ毎日カラオケへ行っていた私たち。

それにしても、この画面。

一体、何を歌っていたんだか・・・。

そして、ラストは、京都『竜安寺』の庭の手入れの様子。

やっぱり、このコスチュームに興味を持つのでしょうか?

日本人にとってはなんでもない光景も、外国から来た人たちには

ということは、私が撮ったイギリスの写真も今頃ジョンをとっても楽しませていることでしょう。