今日はイギリス人の夫と一緒に人間ドックと、人生初の脳ドックを受けてきました。
脳ドックは、脳卒中や脳腫瘍などの脳疾患を早期に発見することを目的とした脳の健康診断。
夫も私も今現在、特に気になる症状があるわけではないのですが、ここ数年で同世代の友人・知人の中に脳出血で倒れる人が複数出ているので、念のため検査。
検査内容は問診とエコーとMRI。

問診は認知症の検査で、質問は以下のとおり。
1 今日は何年何月何日、何曜日ですか?季節は何ですか?
2 ここは何県、何市、何病院の何階にいますか?天気予報などの何地方ですか?
3 「さくら・猫・電車」を覚えて、繰り返してください。
4 100 から順に7を引いてください(7を引く引き算を5回繰り返し)
5 さっきの3つのモノの名前は何でしたか?
6 (時計を見せながら)これはなんですか、(鉛筆を見せながら)これはなんですか?
7 次の文章を繰り返してください。「みんなで力をあわせて綱を引きます」。
8 「この紙を持ってください」→「それを半分に折りたたんでください」→「それを私に渡してください」
9 (次の文章を読んでその指示に従ってください。)「目を閉じてください」→「何か文章を書いてください」→ペーパーに描かれているのと同じ図形を書いてください。

検査を終えて自宅に戻ってから調べたところ、MMSEと呼ばれるこの検査は30点満点のスクリーニング制で、23点以下で「認知症の疑いあり」となるようです。
私はまだまだ大丈夫。多分、満点取れたと思います。
問題なのは夫のポール。
脳ドックを受けることはもちろん伝えていましたが、認知症の検査があることは私自身もわかっていなかったので、言葉のハードルもあって、かなりヤバい感じ。
検査を終えた夫に質問の内容とどう答えたかを聞くと、普通の会話だと思ってナースとの会話を楽しんでいた模様。
ナース:「季節は何ですか?」
夫:「夏でもなく冬でもなく、今はその間」。
ナース:「ここはどこですか?」
夫:「妻に連れられてきたので病院というのはわかっていますが、病院の名前はわかりません」。
ナース:「ここは何階ですか?」
夫:「日本では2階ですが、母国のイギリスでは1階です」※イギリスの階数の数え方は日本と違い、地上階を「グランド・フロア」と呼び、その上から1階、2階と数えていきます。なので、日本の「2階」はイギリスでは「1階」。
天気予報で言うところの札幌=「石狩地方」なんて答えられるはずもなく、「みんなで力をあわせて綱を引きます」なんて、夫にはまったく意味不明の日本語暗唱。
認知症の検査というより「日本語のテスト」になってしまったようで、23点クリアはきっと無理。
エコーとMRI検査の結果は2週間後に自宅に送られてくる予定ですが、どんな結果になっているのやら?
話を聞く限り、おそらく夫は「認知症認定」されているのではないかと思います。
やむなし。
読んでいただけたら↓
コメント
脳ドッグ、受けたいなあと思ってました。今度詳しく教えて下さい。
グランドフロアーのくだり、ポールの説明丁寧過ぎで、かわいい。
脳ドック、結果が怖いです。
自分で申し込んでおいてなんですが、自分が55歳で本格的な認知症検査を受けることになるとは思ってもいませんでした。
ポールは説明は常に丁寧で、イギリス人独特の言い回しになるので、ナースはきっと困惑したと思います。