雑感:コントロール

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仕事でもプライベートでも、人間というものは、自分の考え方が基準だと思う傾向にある。

私ももちろんそうだ。

自分の基準に当てはまらないことを人がすると、「いやいや、普通はこうでしょう?!」と第三者に同意を求めて、同意が得られると、「自分の基準=世間一般の基準」だと認識して安心する。

そんなことがよくある。

結婚当初の問題は、いつもその「考え方の基準の違い」だった。

職場の人たちが、私たちの結婚を祝う会を企画してくれることになった。

会社の飲み会といえば、平日の夜。

ポールは平日の夜が仕事だけれど、土日にあえて職場の人たちに集まってもらうなんて申し訳ないからと、その日の英会話のレッスンを1日だけ休んでもらうように頼んだ。

当然快く日程を調整してくれるものと思ってた。

ポールの答えは、「僕は仕事があるから平日の夜は絶対無理。僕たちのお祝いなのだから、僕たちの日程に合わせるべき」。

結局、私ひとりで出席した。

結婚したばかりの頃、土日に出張があって、くたくたになって家に帰ってくるとキッチンが汚れたままで、ポールはソファーに横になってテレビを見てたことがあった。

私が、「遊んでたわけじゃないんだから、キッチンくらいキレイに掃除しておいてよ」と怒ると、ポールの答えはこうだ。

「土日に仕事があったのは僕のせいじゃない。会社のせい。僕だって土日はゆっくり休みたい」。

インフルエンザが流行り始める前に、予防注射をしようと思って、病院で夫婦2人分の予約をした。

当然ポールも私と一緒に受けてくれると思ったけれど、

「僕はそんな危険な注射なんて受けたくない。自分の体のことは自分で決める」。

言葉に出して言わなくても当然のこととして相手に期待していたことがまったくされていないこと、自分が相手にとって良かれと思ってしたことがまったく受け入れられないこと、そんなことが頻繁にあって、よく喧嘩もした。

融通が利かない、屁理屈、わがままだと思って、腹が立って仕方がなかった。

そして、そのたびに、自分の基準が相手の基準だとは限らないということを思い知らされた。

生まれ育った文化も違うわけだから、なおさら。

ポールと付き合い始めて、そんなことを繰り返しているうちに、一番自分が変わったと思うのは、その違いを受け入れて、相手をコントロールしようと思わなくなったこと。

自分自身をコントロールするのだって難しいのに、相手をコントロールすることに時間を費やしたり、イライラしたりするのは無駄なこと・・・、そう思うようになった。

この考え方は、仕事でもプライベートでも有効。

相手が自分の思い通りに動いてくれたら、それはとってもラクだけれど、そうならないことは実際よくあるわけで、そんな時は、意識して相手に対して自分に合わせることを要求するのを止めると、自分もラクになるということがわかった。

ポールが一番嫌がるのは、「コントロールされること」。

だからこそ、逆に私のこともまったくコントロールしようとしない。

あ~しろ、こ~しろ、あれはダメ、これはダメと言われたことがない。

とはいえ、そんなポールも、結婚当初のキッチンの一件は反省点もあったらしく、それ以来、何も言わなくても、毎日私が帰宅するまでにキッチンだけはいつもピカピカに掃除してくれるようになった。

お互いコントロールされない、させないようにするためには、ある程度の歩み寄りは必要。

言われてするのと、自分からするのとでは大違い。

そういう意味では、結局コントロール成功と言えなくもない。

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“雑感:コントロール” への1件の返信

  1. 結局は「思いやり」なんだけど難しいよね。
    私も相手のことを思ってやってることのはずなのに、つい見返りを求めてる自分がいて…今日もちょっと悶々としてた(-。-;)
    これは夫とのことではないけどね。

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