「中間子」という存在

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少子化の影響で、いまや「絶滅危惧種」になりつつあると言われている「3人きょうだい」の真ん中、中間子。

私は3姉妹の真ん中だ。

長子や末子に比べてどうしても印象が薄くなりがちな中間子だけれど、私は子供の頃から、この曖昧なポジションが好きだった。

真ん中だから、「生まれ順」に運、不運を感じることもまったくなく、両親の注目度が上下に分散され、自分に対しては極めて低いことを追い風に、好きなことをして幸せにノビノビと自由に育ってきた。

それがゆえに社会人になってから苦労してきたことも多々ある。

特に難しいのが、先輩・後輩の関係の築き方。

中間子だから、本当は甘え上手で甘えられ上手、年上とも年下とも付き合うのが上手であればベストなのだけれど、私の場合は、どちらも下手。

つまり、そういうことを考えずに、誰にも頼らず、頼られずに育ってきたからなのではないかと自己分析する。

特に上下関係に気を配ることがなかったから、甘えるのも、甘えられるのも苦手で、お世辞を言ったり、言われたり、ということにもまったく不慣れ。

だから、同年代かチョイ上、チョイ下、と一緒にいる時が一番落ち着く。

そんな中間子の性格は、プロの分析によると、「上下のきょうだい間で揉まれて育つため、空気を読むことや人との距離感をはかることが得意で、集団の中では協調性に富む性格が培われている」のだそうで、ちなみに政治家は立場上、ディベート能力とともに派閥内外の調整力が求められるため、日本の首相経験者(特に戦後長期政権)には中間子が多い(例 小泉純一郎さん、安倍晋三さん)」のだとか。

きょうだい構成が変わると、国の方向性も変わる可能性があるのかと思うと、なかなか、この分析、興味深い。

最近、めっきり減ってきた、「3人きょうだいの真ん中」。

日本にとって、中間子の存在が減ることがプラスなのか、マイナスなのか。

なぜか、ふと、自分の境遇を思い出し、そんなことを考えた。

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