自分の市場価値を知る

社会人になって約30年。

定年まで残すところ一桁になり、ここに来てじわじわと自分の市場価値を知りたくなってきました。

今の60歳はまだ若い、と思います。

なので、定年を迎えて会社を卒業したとしても、なんらかの形で社会と関わりを持って働き続けたいという希望があります。

報酬が得られるに越したことはありませんが、たとえ報酬がなくても地域社会の一員として、これまでのキャリアで役に立てるなら立ちたい。

そんな私に、「定年後を見据えて自分の市場価値を客観的に知る手っ取り早い方法は『転職サイト』の登録ですよ」と人事の専門家がアドバイスしてくれました。

なるほどーと思って、約3年前に、20年以上のキャリアを引っ提げて鼻息荒く登録してみたところ、これまでのオファー・ゼロ。

「あなたのキャリアを活かすことができる仕事がありますよ」、「面接を受けてみてはどうですか?」、というサイトからのおすすめ情報は時々届きますが、企業からの個別ダイレクト面談オファーは3年間ゼロです。

「転職サイト」なんてその程度のものなのか、と思っていたら、私の知る一流企業の30代会社員には処理しきれないほどの好待遇の面談オファーが毎日、何十件も届いている、とのこと。

そうなんだ・・・。

いや、そりゃそうだよね・・・。

業界のだれもが知ってるような、功績が広く認められている有名人でもない限り、普通の50代会社員へのオファーなんてしませんよ。

自分が採用する側だったら、50代ともなると、もはやポテンシャルにかけることはできませんから実績がすべて。

意欲はあってもね・・・、

現実は残酷。

 

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コメント

  1. よほどの知名度が無い限り、そんなものなんですね。
    個人同士の紹介、推薦の方が信用される風潮もあるかも。
    天下りでもしないかぎり、採用条件下げていくしかないのですね。
    (下げる余地があること自体素晴らしい)

    • 実際登録してみて、勉強になりました。
      定年過ぎて働こうと思ったら、資格を使って独立するか、人脈を頼るか、しかなさそうです。
      まだまだ先と思っていますが、意外とあっという間にその時が来るような気がして、漠然とした不安に襲われます。

  2. 英語が好きなので、そちらの仕事を探してみては?漫然と転職サイトに登録しても、中々難しいかと。まずは、何をやりたいか?を明確にしてからアクションを起こした方がいいと思いますが。
    確かに30代の頃は、外資系の製薬会社から外国人が英語でヘッドハンティングしてきた事があります。でも外資系は実力主義で使い捨てが多く、リストラとか平気ですからね。だから、僕は古いですがドメスティック企業でがんばります(笑)

    • そうなんですよね。真剣さが足りない。
      自分の市場価値を知るのが目的で、実際に転職する気があるわけではないので、それが見えるんだと思います。
      さすが、ATSUSHIさん、ヘッドハンティングされたことがあるんですね。
      どうやらそういう世界があるらしいとは聞いたことがありますが・・・。
      市場価値がないとわかって打ちのめされましたが、定年前に現実と向き合うことができてよかったと思います。

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