昨日、ヤフーニュースで流れてきた記事「古巣の対応に憤り『二度とNHKには行かないことにした。あまりにも失礼だ!』」がとても興味深かったのでシェア。
元NHKアナウンサーの川端氏が自身のブログで、久しぶりにNHKを訪問したら「セキュリティ」を理由にアナウンス室への入室を拒まれたこと、楽しみにしていた年に一度のOB会もやめるということを知り、「先輩に対してあまりにも失礼」と憤りをぶちまけているのです。
自分は私生活を犠牲にしてNHKに貢献してきたのに、「これは、なんだ?」と。
この話、実はNHKに限らず、昭和→平成→令和と続いてきた多くの企業や組織で起きていることなのではないかと思うのです。

最初、この記事を読んだ時、正直なところ私は、「セキュリティが大事とは言え、元エース・アナウンサーに対して部外者扱いってちょっと酷いのでは」と思いました。
ご本人のブログのコメント欄もみなさん同様の反応。
だがしかし、まったく違う反応だったのがヤフーニュースのコメント欄。
同情したり、共感したりする人はごく一部。
古巣への不満をぶちまけた川端氏に対し、冷ややかな声と批判のコメントが圧倒的に多かったのです。
現時点で560件のコメントが入っていますが、最も多くの人の支持を得ているコメントがコチラ↓。
「長年の貢献は尊いが、それを盾に「俺を誰だと思っている」と迫る態度は大人気ない。今のNHKはOBの思い出の場所ではなく、機密を守る公の機関。一時の感情を露呈させるのは、自ら築いたキャリアを汚す行為。古巣を貶めるのではなく、変化を受け入れる度量こそが先輩の姿ではないか」。
なるほどと、自分の「昭和の考え方」を矯正する機会になりました。
興味深いのがイギリス人オット、ポールの反応。

最初にこの話をしたとき、オットの反応はワタシと同じでアナウンサーに同情的。
「NHKは酷いね。冷た過ぎるよ。損害を与えて解雇された人とか問題職員だったとかならともかく、貢献したきた人に『セキュリティ』があるから入っちゃダメって一律に扱うのは、それはちょっと違うと思うな。古き良き日本人にとって仕事は人生みたいなものでしょ。イギリスだったら完全にNGだけど、日本は違うと思ってた」。
「仕事は人生、職場は家族」みたいな考え方は1980年代に既に終了しているイギリス人オットからの予想外の意見。
で、実はSNSでは批判的な意見がほとんどだったという話をすると驚いていました。
というわけで、翌日の今日更新されたヤフーニュースがコチラ。
「《退職後のマナーが物議》「敵意さえ感じる」元NHKアナが古巣の対応に激怒もSNS冷ややか」。
自分の常識が非常識に変わる時・・・。
なんだかおかしなことになっているなと思っても、我慢して「リセット」。
時代の変化に敏感であることこそが、これからの時代を柔軟に生き延びる術。
昭和世代ゆえ、ニュースそのものとコメント欄に大いに考えさせられました。
読んでいただけたら↓
コメント
そうですね、今の人の意見を受け入れる感じですかね。そのアナウンサーの気持ちも分かります。
数年前、父が勤めていた会社広報誌が毎月届くので、亡くなった事をお手紙で伝えたら、会社から、「口座教えて香典振り込むから」みたいな、唐突な封書が届きました。40年勤めた人にそれはないだろ!って、会社に電話しちゃいました。
でも、えり子さんのブログみて、そんなものなのかな、と、今なら冷静になれます。
そうだったんですね。でも、会社ってそういうものなのでしょうね。
なんだか心が置き去りに去れているようで寂しい気がします。
そう思ってしまう自分の頭が古いんだなーって、思い知らされました。
結構いました。退職後(再就職後)しょっちゅう古巣に顔を出して世間話をしていく人。
顔を見に来てくれるのはうれしいけれど、打ち合わせで忙しい時やBレクを控えている時の急な訪問(特に用事は無く時間潰し)に困った経験があります。
それも親しい人では無く顔見知り程度の方が多かったような。
私は退職後一度も職場に顔を出していません。
会いたい後輩には予めアポを入れて近場で一緒にランチするか、夜飲みします。
旧職場を懐かしむ気持ちも解りますが、親しき仲にも配慮は必要だと思います。
このニュースで私も考えさせられました。
突然の訪問は本当に困ってしまいますよね。
お世話になった先輩に失礼な態度は取りたくないし、でも、かと言ってゆっくり話してる時間はないし・・・。
親しき仲にも配慮は必要、おっしゃる通りだと思います。