ツアー・グループ

夏休みのドイツ・オーストリア旅行。

今回は一人旅ではなく、母と一緒。

一緒に行くたびに、「これがきっと最後のヨーロッパ旅行」、が口癖になっている母だけど、これで3度目。

私が大学時代に短期留学したことがあるフランスと、ポールの故郷のイギリスをどうしても見てもらいたくて、数年前に、「ロンドン・パリ・ローマ10日間」という強行スケジュールの旅に誘ったのがきっかけで、街並みや建物のすばらしさにすっかり魅了されてしまった様子。

自称「国際派」を自認するだけあって、海外旅行向き。

旅行中に、絶対「日本食が食べたい」なんてことは言わないところが、母の年代にしてはスゴイところ。

パンやハムやチーズをそれはそれはおいしそうに食べている。

そんな母と一緒の旅行は、短期間に見るべき観光スポットはすべておさえたい欲張り旅行になるため、いつもパック・ツアーを選択。

ポールは、時間に追われるパック・ツアーを絶対に好まないけど、私は賛成派。

彼のように1ヶ月も2ヶ月もバックパックで自由に旅ができる人ならいいけど、時間が限られてる忙しい日本人には、合理的でメリットも大きいと思っている。

今回のツアー(←ドイツ旅行を検討されている方は、ココをクリック。おすすめです)、メンバーは名古屋、大阪を中心に集まった31名。

家族構成も参加理由もいろいろ。

「クラシック音楽をやっているので、どうしても来たかった」という人もいれば、

「本当はスペインに行きたかったけど、ツアーが中止になってしまったので、やむなくこのツアーにした」という人も。

小さなお子様連れの4人家族もいれば、新婚さんも、定年を迎えて、妻に感謝の旅行というご夫婦も。

4人で参加していたご家族の中学生のお嬢さん。

見ればいつも英語を勉強してる。

「宿題やってるの?えらいね」と話しかけると、

「いえ、ただの暇つぶしです!」と笑顔。

なんでも日本人駐在員のお父さんの仕事の都合で、5年間ブラジルで生活して昨年帰国したばかりなのだとか。

アメリカン・スクールに通っていたので、英語はペラペラ。

語彙の増強に励んでいるらしいけど、お父さんと一緒に勉強していた単語のレベルは、大学生並み。

中学生には必要ない難しすぎる単語ばかりで、本当にびっくり。頭いいのね~。

しかも暇つぶし。。。だものね。

私はハチマキして必死にならないと単語覚えられなかったのに。

こんな小さい頃から、世界中を旅してるなんて本当にうらやましい限り。

私が中学や高校の頃は、ハプスブルク家なんて、まったく頭に入ってこなかったけど、実際に自分の目で見てると違うだろうな~、とつくづく。

もうひとり、とっても印象に残っている方が、60歳で単独参加の女性。

ビジネスクラスで参加の彼女の旅行代金は、他の人の3倍。軽く100万超え。

両親を早くに亡くし、ずっと独身。

結婚した妹がいるけど、基本ひとり。

40年以上仕事をしてきて、数年前に仕事中の事故で大怪我をして生死を彷徨った経験が、彼女の人生観を大いに変えたのだとか。

「生きているだけで幸せ。人生楽しんじゃおう!」をモットーに、売ることができるほどたくさんの英語教材を買い込んで、日常会話を勉強。

カタコトの英会話を身につけ、休みがあれば、ひとりでも海外旅行にどんどん出かけるという頼もしい女性。

アッパレ!女は、やっぱり強い。

そして、今回のツアーで誰よりも盛り上げてくれたのが、息子と2人で参加していた73歳のお父さん。

とにかく元気、元気!

みんなを程よく仕切って、笑わせ、楽しませてくれた。

8日間、毎日行動をともにし、食事も一緒。

このお父さんがいて、ツアーメンバーが仲良くならないわけがない。

最初は見ず知らずの人ばっかりだったのに、数日後には、食事のたびに、みんなで大盛り上がり。

お父さんの趣味は、スケッチ。

ドイツの街並みをひまさえあれば、色鉛筆でスケッチしてた素敵なお父さん。

そんな面白いツアー・メンバーとの最後の晩餐の日。

お父さんの仕切りで、成田からずっと同行してくれた、ひょうきんものの添乗員さんに、感謝をこめて、数名が感謝の言葉を述べることになった。

添乗員さんも涙を流して大感激。

だけど、最後が笑えた。

お父さんが、他のメンバーのリクエストに答えて、彼女の似顔絵を書くことに。

「目を大きく書いてね」という彼女の希望にこたえるよう必死のお父さん。

「これ以上は、無理」といって、できた似顔絵がコレ↓。

これにはガイドさんもショックだったようで、「妖怪人間ベム・・・」と言ったまま絶句。

それを見て、今度は、みんなが涙を流して大笑い。

本当に本当に楽しくて、思い出に残るツアーだった。

ツアーを嫌がる人も多いけど、ツアーはやっぱりいい・・・。

と思う、とっても日本人な私。

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別冊フォトブログ『らぶ・わんこ!らぶ・カメラ!』にて、今回の旅の写真を更新していますので、よろしかったらご覧ください。

“ツアー・グループ” への4件の返信

  1. ツアーっていいですよね。
    私が母と一緒に行ったイタリア周遊はパックで大阪発でした。
    半分関西育ちなので、こてこての関西のノリにもついていける
    のですが、特におばちゃんは面白いな~って感心します{パチパチ} イタリアにツッコミまくり。
     その時のツアーは、添乗員さんも驚くくらい新婚さんが
    多くて、母娘はもう一組だけ、しかも2まわり位世代が上の
    母娘でした。皆からは「いいねぇ~親子で」とは言われたのですが、そろそろ母娘っていうのはやめた方がいいのかななんて
    思ってました。
     全然気を使わなくていいので楽なのは楽なんですけどね。
    あ、でも旅行に行くと毎回大げんかを1回はします。
    その時も、「もう二度と一緒に行かないからね!」って
    お互い似たもの同士?
     でもまたヨーロッパ旅行するときは母を誘うかも(笑)。

  2. >Joyceさん
    個人旅行もいいけど、私は、はじめての土地や言葉がわからない場合は、ツアー賛成派です。
    無駄がないし、いろんなキャラの人がいて、面白い。
    今回のツアーでも、とっても仲の良い夫婦に感動させられたり、友達同士の参加かと思ったら、親子だったり。。。
    途中で、喧嘩して、移動のバスの中で離れ離れに座っている人がいたり・・・その都度楽しませてもらっています。
    そうそう、とくに関西方面の方は、言いたいことをはっきり言うし、笑いのセンスがあって、つっこみがいい。
    バスの中から、美しいロマンティック街道を眺めながらの、彼らの会話には、何度も心の中で笑ってしまいました。
    でも、周りが新婚さんばかりだと、ちょっと厳しいものがありますね。
    その点、今回は、家族連れと中年夫婦がほとんどだったので気楽でした!帰ってきたばっかりだけど、また行きたいです。
    宝くじでもあたんないかな。

  3. ツアーを利用するのは日本人ばかりじゃないですよね~
    と、言いつつ私はツアーを利用した事が無いのですが・・・・
    (自分で飛行機やホテルなど色々調べるのが好きなので・・・・)
    私がフィレンツェに行ったとき泊まったホテルには
    ドイツかオーストリアの団体さんが泊まっていて
    ”ここはドイツかっ!”と言いたくなるほどレストランはドイツ語の嵐{ため息} 
    そのうちの一人がイタリア人のウエイトレスさんに間違えて
    ”グラシアス”と言ってました・・・・
    (きっとグラッツェと言いたかったんですよね{涙})
    去年、ヤンと京都旅行したときに舞妓さんが歌舞練場でおどる
    ”都をどり”を見たんですがそこに居合わせたのが
    オランダ人10数名のツアーグループ・・・・{笑}
    オランダ人って背も高いし、話し好きで声もでかいから目立つ目立つ{涙}
    あんなところでオランダ人達に会うとは思いもしませんでした(笑)
    ヤンのご両親も年に3回位、友達や兄弟と
    フランス、スペイン、イタリアなどの近隣の国を旅行をするんですが
    いつもツアーを利用している様子・・・・
    皆70代後半だし、なにかあると大変なので
    ツアーで行ってもらったほうが安心です。。
    ヨーロッパ在住者でも近隣のヨーロッパへ行くのにツアーを使うくらいだから日本人ならツアーのほうが断然安心感があると思います{ラブラブ}

  4. >Rietjeさん
    自分で自由に行動できないという制限はありますが、数日間の旅行の場合は、ツアーはやっぱり「お得」だと思います。
    最近は、私もよくヨーロッパやアメリカからのツアー客と一緒になることがありますが、バスのドライバーさん曰く、日本人が一番「客」として安心なのだとか。
    ヨーロッパの皆さんは、基本自由人なので、バスの集合時間に戻らないこともしょっちゅう。
    遅れる方も、遅れることに慣れているので、そんなときはお構いなく先に出発するのだそう。
    他のツアーのバスにちゃっかり乗せてもらって、夜にはホテルに帰ってきてる・・・、なんてことが当たり前にある、なんて話をしてました。
    各国、ツアー事情、なかなか面白そうですよね。。。

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