今日も進まないバブーの散歩。
近くの公園に行くまでと、公園を出て家に帰るまでの、距離にしてわずか数分間のルートが難関。
リードが気に入らないのか、お散歩の主導権を私に握られるのが気に入らないのか、ちょっと歩くとすぐに立ち止まって、何か言いたげな目でじっと見つめる。
そして、両者一歩も譲らず、外でにらみ合ったまま、数分間が過ぎる。
自分のことを、かなり短気でせっかちな性格だと自覚していたけど、バブーとのこの1年間で、私もかなり忍耐強くなったと思う。
躾は根気。
バブーの、お散歩の躾の責任はすべて私にある。
どこに出しても恥ずかしくない立派なわんこに育てるためにも、私だって負けるわけにはいかない。
赤ちゃんの頃は、多少、甘やかしもしたけれど、2歳を目前にしたバブーに甘さは許されない!
・・・と自分に言い聞かせながら、バブーの抵抗にあっても最近は無視。
慌てず騒がず、バブーが自分から折れて歩き出すまで我慢、我慢。
「でも、そんなの関係ねぇ」のがバブー。
やっと歩き出したと思ってもまた止まる。
朝の慌しい時間の中のひとコマとは思えないほど、バブーの周囲だけ緩やかな時間が流れてる。
この時は、ゴミ・ステーションの周囲を飛び回るカラスに夢中。
ただひたすら興味深そうにじっと見る。
「空を飛べるっていいな~」
「じっと見てたら、目が痛くなっちゃった」
って、もう、どんだけカラス見てんの~?!
バブーの抵抗開始から15分経過。
進んだ距離は15メートル。
「飼い主のペースで歩き、犬は飼い主について歩く『理想の散歩』」には程遠い。
それどころか、バブーと私の間には、そんな日が永遠に来ないような気さえする今日この頃。
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