今回のパリ旅行で6泊滞在したホテルは、「ホテル アストラ オペラ」(←詳細はホテル名をクリック)。
旅行の時の滞在ホテルはとにかく立地重視。
「オペラ界隈で」、ということだけは、もともとリクエストしていたのだけれど、ホテルは今回旅行を申し込んだJALパック側からの指定。
当初予定していたホテルが出発間際にダメになって、そのお陰で、まさかのグレードアップ。
ホテルの立地はまさに希望通りで最高♪
ギャラリー・ラファイエットやプランタンまで徒歩数分、有名ブランド店が並ぶサントノーレ通りも目と鼻の先。
ルーブル美術館も、グランパレも徒歩圏。
地下鉄駅も近くにいろいろあって観光には最適な立地。
廊下がとっても薄暗くて、エレベーターのドアが、「恐竜の鳴き声」みたいな、恐ろしいほどの異様で不気味な音を立てて閉まること以外は、すべて快適。
部屋は決して広くはないけれど、とっても可愛らしくて清潔。
無料のWi-Fiもあって、これが大助かり(ホテルのフロントで聞くとID・パスワードを教えてくれます)。
24時間対応のフロントの人たちも感じが良くて、ロビーが広くてゆったりしているのも◎。
自由に飲める冷たい飲み物やコーヒー、スナック、オリーブなどがロビーに用意されていてサービス精神満載。
朝食バイキングは、毎朝まったく同じ品揃えだったけれど、必要充分な内容と量。
何をとっても、パリ滞在にはとってもお勧めのホテルです。
そして、ホテルといえば、先ごろ発表された第149回直木賞受賞作『ホテルローヤル』。
今回の旅のお供に選んだのが、北海道・釧路を舞台にしたこの短編集。
成田からパリ・シャルルドゴール空港まで12時間。
行きの機内で読むのにちょうどいいと思い、成田空港の書店で購入。
・・・で、読みました。
とっても読みやすい短編集なので、一気に。
しかしながら・・・、私にはどうも内容が暗すぎて、つらすぎて、読んだ後、なんともいえない、どんよりした陰鬱な気持ちに。
文学には必要な要素なのだとは思うけれど、ジメーッとした「生活臭」や「性」の匂いが強すぎるものは、どうも苦手。。。
でも、パリ行きの機内でこの本を読んでいる自分の境遇を、これほど恵まれたものだと感じることができたのは、皮肉にもこの本のお陰。
この本を読み始めるまでは、ファーストクラスの人たちを指をくわえて羨ましく思っていたけれど、たとえエコノミーでも、こうして飛行機に乗って、海外旅行が出来る自分自身の今の境遇にとにかく感謝の気持ちで一杯に。
そういう意味では、この本を読んだことはとても有益だったけれど、内容としては、あくまでも私個人としてはあまり知りたくなかった世界。
できることならファーストクラス・・・、とは間逆の世界。
登場人物の誰ひとり、幸せだとは思えない、共感できない。
だけど、そう思いながらも最後まで読ませてしまうあたりは、著者の筆力ゆえなのでしょう。
プロフィールで見る著者の人柄にはとっても興味があるけれど、私はやっぱり林真理子の『野心のすすめ』のような、前向きになれる本の方が断然好きだなー、単純だから。。。
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コメント
こんにちわ。 笑顔わんこに憧れる犬飼いです。
(うちは、良く言えばcool、ポーカーフェイスです。 楽しくな いのかしら?)
フランス、かれこれ30年ほど前に行ってきました。
当時1フラン40円。
パリ市内では、英語(片言以下・単語レベル)は聞こえないふりをされたこともしばしば。
なかなかハードでした。
ホテルの朝食、ただのクロワッサンやカフェオレが超美味でした。
それと、香水工場でのランチのラムのリブステーキ。
そこはさすがフランス!と。(食べ物ばかりですね)
ただ、ツアーのドライバーさんがランチで一緒にワイン飲んでたのはビックリ。
街並みで感動したのは、有名な画家(忘却)の生家のあるまち。
石畳に階段、当時のままの家々。
若かりし頃の私でも感動しました。
(パリは心身共に大人・・・が似合う街かな?)
(勝手に30年前の思い出話でした)
(追記:ニースで生牡蠣にあたり・・・)