3月。
袴姿や、借り物みたいなスーツに身を包んだ若者たちを見て、「あっ、今日は卒業式なんだ」と気づく。
引越し業者の、作業中のトラックもあちこちで見かけるようになった。
年度末。
いろいろなことが、いったん3月で一区切り。
英語の通訳レッスンも今日が最終日。
秋に入会して半年。
毎週土曜日の朝は、試練の時間。
たっぷり冷や汗を欠いて、なんとかかんとかこなしてきた90分のトレーニング。
毎回、緊張を強いられるけれど、同じくらい毎週心待ちにしている、このスクールの講義内容が素晴らしいのは、通訳になるための技術を磨くだけでなく、他にも必要なことを幅広く教えてもらえること。
メモの取り方やバインダーの持ち方、ジョークの訳し方、どうしても聞き取れない、など困った時の対処法、などなど、実際に第一線で活躍する講師が丁寧に指導してくれて、毎回、目からウロコ。
先々週は、言葉を正しく相手に伝えられるようにとの理由で、元アナウンサーの講師によるヴォイス・トレーニングだった。
せっかく上手に訳しても、滑舌が悪くて伝わらないんじゃもったいない。
「あ・い・う・え・お・あ・お」、なんて、発声の仕方を基礎からきっちり教えてもらったのは人生初。
毎月1回程度、ネイティブの講師による英語のナチュラルさ重視の指導も受けられる。
そして、今週は、スコットランド英語がテーマ。
スコットランド英語の独特の発音は、いくら英語が得意だと思っていても、実際はかなり発音に慣れていないとほとんど聞き取れない。
イギリス人のポールでさえ、エディンバラなら問題ないけど、グラスゴーに行くと全然聞き取れない、というほど。
当然、私たち生徒はみんなお手上げだったわけだけれど、先生曰く、
「今は、ネイティブが話す英語だけじゃなくて、アフリカもアジアも、いろんな国の人が話す英語がちゃんと理解できないようでは、国際交流も通訳もできません」、とのこと。
まだまだ学ぶべきことがたくさん。
今日まで通ったコースは3月で卒業。
4月からは、1つ上のクラスにチャレンジ。
今まででさえ、土曜日が近づいてくると緊張からお腹を壊したりしてるのに、4月からは一体どうなることか?
それまでは、束の間の休息期間。
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コメント
お腹を壊すほどの緊張感をあじわうのに、4月からはワンランク上のクラス。…私ならもう結構、と思う。…やはり、目標がある人は強いなぁ。あたしの方が、ずっと年上だけど尊敬します。