TBSの「世界の日本人妻は見た!」 という番組が好きで、面白そうな話があるとYOUTUBEでよくチェックしてる。
先日見たのは、ポーランドの話。
両国の違いで面白いな~と思ったのは、ポーランドでは車を駐車する時に必ず「正面から」という習慣があるということ。
車を出しやすいようにと、バックで駐車することはしないのだそう。
ポーランド人のご主人曰く、車とはいえ建物にお尻を向けるのは失礼という考え方なのだそう。
ポールはイギリス人だけど、思えば必ず正面から。
先日もコストコに買い物に行った時に、多くの車がバックで駐車している中、ポールが車を正面からすばやく突っ込んで止めたので、その理由を聞いてみると、「バックで駐車しようとしている間に、ほかの車に駐車スペースを取られるのが嫌だから」、とのこと。
ポールも同じヨーロッパ人だから、「もしかして」と思ったけれど、正面から止めるのが癖なだけで、建物に失礼という気持ちは持ち合わせてない模様。
そして、もうひとつ。
これはポールも同じ。
ポーランド人は、何かが壊れたら、まず自分で直そうとするということ。
それを実証するために、日本妻が、扇風機が壊れたとポーランド人の夫に伝えるところから隠しカメラ・スタート。
特に電気関係に詳しいわけでもないのに、まずは扇風機を分解。
パソコンを持ち出して、修理の仕方を調べて、時々「バチッ!」とショートさせたりしながらも、3時間かけて見事修理に成功!
隠しカメラでその様子を見ていたことを番組スタッフが伝えると、「ポーランドは昔、とても貧しくて、物が手に入りにくかった時代があったから、壊れたら自分で直さなければならなかった。今でもその習慣が残っていて、ポーランド人は誰でも自分で直すのが普通」、と説明していた。
ポールもまったく同じ。理由も同じ。
私には修理できるような知識がないし、特に電気製品は火が出たりするのも怖いから、直すとしても専門家に頼むか、買い替えようとする。
私が「危険だから止めて」、と言っても、ポールは、「以前はそういう危険もあったけど、今はネットで調べることができるから、リスクも回避できるし大丈夫」ときっぱり。
何かが壊れたら、なんでも自分で直そうとするどころか、なんでも自分で作ろうとする。
自宅の英会話教室自体も、カーポートも、パソコンも、全部ひとりで作ってる。
先日も、結婚以来ず~っと使っているソファーのクッションが柔らかくなりすぎていたので、そろそろ買い替えなきゃ・・・と思っていたら、ある日、仕事から帰ると、ソファーのクッションが以前のように固くなってる!ということがあった。
買い替えることしか考えていなくて、古いソファーの修理なんて考えもしなかったから、ポールがソファーまで直していた時にはさすがにびっくり。
新しいものがいくらでも簡単に手に入る時代だから、「直せばまだ使えるのにもったいない」という気持ちをすっかり失っていたことに気が付いた。
物を大切にすること、自分で直して少しでも長く大切に使うこと、改めて大切なことだと気づかされた、とってもいい話だった。
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コメント
また、コメントしてます。
私も「世界の日本人妻は見た」をいつも録画してみています。
以前の職場ではイギリス、インド、中国などの方々と一緒だったので、文化の違いを感じることが多々あり、勉強になりました。
気づかされることってたくさんありますよね。