いまや当たり前になったネット通販。
お店に行く必要もなく、重たいものや大きいものも自分で持って帰ってくる必要もなく、自宅にいながらにしてお気に入りを見つけたら即オーダー。
指一本でちょちょいのちょいでらっく楽♪
欲しいものが分かっている時は時間と労力の節約になるし、今のサービスは凄いから、ここ北海道でも数日後には丁寧過ぎるほどに梱包された商品が確実に届く。
私もこれまで何度もネット通販にはお世話になってきた。
だ・け・ど、やっぱり、ダメだ~、と思うことも半分くらいある。
カタログでモデルさんが着ているのを見て、素敵だな~、いいな~、と思って買った洋服。
思えば、購入後、長期にわたって愛用しているものは皆無。
やっぱりカタログとは印象が違ったり、実際手に取ってみると材質が微妙だったり。。。
動画を見て、使いやすそうだな~、こんなの欲しかった、と思って買った便利な掃除用具。
自分で使ってみると、CMのようには全くうまくいかなかくて、その後はただのオブジェに。
そんなネット通販グッズが我が家にチラホラ。
そして今回は極め付け。
来客用にエアーベッドを購入したら、完全な不良品だった。
チェックしてみたら、すぐにエアーが抜けて、原因を探ってみると、複数の穴が空いていることが判明。
まったく使えないものだった。
新品だったかどうかすら怪しい。
大手のサイトで購入したもので、返品するのは初めての経験だったけれど、ネット経由で返品手続きをすると、返送伝票が印刷できて、それをもとに配送業者がすぐに取りに来てくれるなど着払いの返品システムも見事に整えられていた。
とはいえ、その間のやり取りはすべてネット経由で、「返品ボタン」をクリックして簡単に返品理由を入力するだけ。
「こんな不良品を送ってきたなんて酷過ぎる!」と声を大にして訴えることができず、「暖簾に腕押し」状態で、ネット通販になじみがなく、直接業者さんに文句を言いたい世代の私には、ただひたすら不快感だけが残る。
なんだろう、この感覚。
切ないというか、空しいというか。。。
時代の流れ、便利さでネット通販を使ってみたけれど、数々の失敗を重ね、結局、物を買う時はお店に行って自分の目で見て触って確かめてから買いたい、人と話しがしたい、と思うに至ったわけで。
昨今の買い物事情、そう思う人は意外と多いのではないかと思う。
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