夫のポールは泣かない。
どんなにお涙頂戴ものの映画を見ても、辛いドキュメンタリーを見ても涙を見せない。
結婚してから泣いたのを見たのは、イギリスにいる親友が病気になった時とミッチ・アルボムのノンフィクション、「モリー先生との火曜日」という本を読んだ時くらい。
そんなポールが、最近、毎晩のように泣いている。
仕事で遅く帰宅すると、目を真っ赤にしたポールが、涙声で「おかえり」。
最初はものすごくびっくりしたけれど、すぐに理由がわかった。
ここ数日、毎晩のように見ているのが、イギリスの人気テレビ番組、「The Supervet」=「スーパー獣医」。
イギリスの片田舎にある実在する動物病院のドキュメンタリー番組で、他の病院で手に負えないような重病のわんこたちを、スーパー獣医が、これまでにない方法を用いて試行錯誤しながら治療をし、助ける様子を追いかけているもの。
ドクターの治療方針はシンプル。
「絶対に諦めない」。
飼い主が諦めるよりも前に獣医師が諦めてはいけない。
その言葉どおり、他の先生には、「もう一生歩けない」と言われたわんこが、スーパー獣医の斬新な手術方法で、元気に走れるようになったり、癌に侵されたわんこが、これまでにない治療法で普通の生活を送れるようになったりと、まさにゴッドハンド!
ポール曰く、とにかくそのスーパー獣医の献身ぶり(独身で、動物病院と同じ建物で生活し、緊急時には24時間対応)が感動もので、犬好きが「DNA」に組み込まれているイギリス人には、涙なしでは見ることができない、素晴らしい番組なのだそう。
このテレビ番組を全部見るべき、と強く薦められているけれど、ポールが泣くんじゃ、涙もろい私には、長期休暇でもない限り、翌日に影響を及ぼすので視聴不可。
3ヵ月前、瀕死のバブーを助けてくれた獣医さん。
札幌版のスーパー獣医。
ポールは、このテレビ番組を先生に見てもらって、愛犬バブーに同じことをして助けてくれた「スーパー獣医」だと感謝の気持ちを伝えたいと涙目。
私以上のスーパー愛犬家。
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コメント
こんばんは
いつも読み逃げしておりました
バブーちゃんのすっかり元気な様子、嬉しいです^^
「スーパー獣医」とてもとても気になります。
中学生の頃、BSだったかな?で海外の獣医さんの番組を観ていたのを懐かしく思い出しました^^
>ともぷさん
こんばんは。読み逃げ全然オッケーです!大歓迎ですので、お気になさらずに。
「スーパー獣医」は、見ると辛いですが、本当によくできたイギリスらしい動物ドキュメンタリーでイギリスでとっても人気があるようです。
日本でもスーパー獣医はたくさんいますから、そういう番組ができるといいですよね。