『ウォシュレット一体型トイレ』の耐用年数にご注意を！

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今年は最後の最後まで『メンテナンス』に追われる年。

結婚して10年以上、バブーを飼い始めて10年以上、この家に住み始めてから10年以上。

10年一区切りとは言うけれど、本当にその通り。

10年が経過した途端、相次いで不具合発生。

ポールの体調不良による病院通い、バブーの胆嚢摘出、私の大がかりな歯の治療、家のことでは、掃除機も壊れるし、パイプの大掃除も行ったばかり。

そして、今年最後のメンテナンスはトイレ。

ある日トイレに入ると、周りに敷いているシートの一部が濡れていた。

翌日も、その翌々日も濡れていたので、てっきりポールの加齢による粗相だと思い、「気を付けて！」と注意したところ、「絶対に自分じゃない」という。

そして、一緒に原因を探したところ、ウォッシュレット・トイレの後方にあるバルブ部分の水漏れを発見。

すぐにハウスメーカーに電話。

トイレのメンテナンス業者もすぐに見に来てくれた。

・・・そこまではすべて順調だった。

原因はバルブの劣化による水漏れ。

部品交換で簡単に修理してもらえてもらえるものと思い込んでいた。

だがしかし、思いがけない事態が待っていた。

原因も特定され、部品交換すれば済むものの、その部品はすでに製造中止になっており、トイレを全部取り替えるしかないので、新規購入をご検討ください、とのこと。

トイレ自体には何の不具合もないのに、全部取り替え？！

費用は概算で13万円を提示された。

しかも年末年始はもう一杯なので、新しいトイレの設置は１月に入ってからになるという。

あ・り・え・な・い！

すぐに修理してくれないの？！

水漏れしたまま、年末年始を過ごせと言うの？

「ご検討ください」っていうけど、新規購入しないと水漏れは止まらないわけでしょ？！

検討も何も、早く水漏れ止めてよ！(心の叫び)

まったく事情が呑み込めず、思わず営業の人に、「わずか10年で修理できなくなるようなトイレを設置したってことですか？！」と怒りに任せて詰め寄ってしまった。

その後いろいろ調べたところ、我が家のトイレは2005～2006年に製造された商品で、2006年2月には製造中止。

製造中止後10年間はサポート期間で部品が調達できるものの、10年を過ぎると交換する部品すらメーカー側が持っていないため、修理不能という。

通常のサポート期間は6～7年で、我が家の10年というサポート期間があるトイレは、メーカーの中でも別格の扱いなのだそう。

なんでも、ウォシュレットは「電化製品」という位置づけで、安全上、長期間使用することを前提としておらず、長年使い続けると電気部分の劣化で発煙発火のおそれがあるため、耐用年数は長くても10～15年までなのだそうだ。

ウォッシュレット・トイレの寿命だったんだ。

全然知らなかった。

その気になれば、20～30年は使い続けられるものと思っていた。

我が家なんて子供もいないし、日常的に利用しているのは大人二人だけ。

しかも私はほとんど家にいないから、トイレの使用頻度としては、一般家庭と比較して、決して多い方じゃない。

多分4人家族だったら、6～7年くらいで壊れていたのかも。

どうせ買い替えるならと、これを機に他社からも見積もりをもらうことにした。

10年以上たったウォッシュレット・トイレは、不具合が出たら買い替えるしかなく、出費が嵩むことはわかった。

便器自体はまったく問題がないわけで、本当に勿体ないけれど、メーカーがそういうのだから仕方がない。

だがしかし、10年が経過した今、次は耐用年数を超えた電気給湯のお風呂が壊れ、その次はボイラーが壊れるのかと思うととゾッとする。

10年でサポート終了って・・・。

部品は代替可能な汎用品を使っておくれよ・・・。

昔から言われている、これがメーカー側の商法なのだろうけれど、ユーザー側のやりきれなさを一体どこにぶつけていいのやら。。。

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