地震の後で


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早いものであの地震から2週間以上が過ぎた。

余震もおさまり、スーパーの品揃えも地震前に戻って、地震におびえる気持ち以外、表面的にはいつもと変わらない日常に戻りつつある。

実は夫のポール、もともとDIYが趣味。

東北の震災の後、自家発電が絶対に必要と考えて、廃材や安い材料を集めては太陽光発電を作ったり、風力を発電を試してみたり、家の周りの狭い空間を「実験室」にいろんなものを作っていた。

ポールの発電プロジェクトがどんどん大きくなるので、住宅街の狭い土地であまりいろんなものを作り過ぎるとご近所迷惑になると考えて、私から「もうこれ以上はやめて」とストップをかける程夢中になっていた。

その様子が近所でも話題になり、2012年には、地元のテレビで紹介(←その時のブログはココをクリック)されたこともある。

だがしかし、今だから言えるのだけれど、あの頃は必死だったものの、震災から時間が経つにつれて、いわゆる「平和ボケ」になり、今はその太陽光発電は野菜を育てようと作ったポールの小さなグリーンハウスつながってるだけになり、家庭用の電気として使える状態になっていなかった。

「停電の今、こういう時こそ家庭用に使えないなら意味ない!」と詰め寄りそうになったけれど、ポールも痛いところを突かれた感じでモジモジしていたのでやめた。

さらに我が家は東北震災後、登山グッズの専門店に行き、10万円以上かけて避難グッズをそろえた。

登山用の大きなリュック2つに、ランタンやら懐中電灯、ラジオ、池や湖の水を浄化して飲料用にする道具、頭につけるヘッドランプ、寝袋、ハンモック、食料品に水、着替えなど、数日は過ごせる分を詰め込んだ。

だがしかし、なんとそのリュックは、こちらも「平和ボケ」のため、ガレージに置いたまま。

そして、2週間前のあの日、その避難グッズを取り出そうとすると、ガレージのシャッターが開かない。

オール電化の我が家は停電のため、ガレージの自動シャッターを開けることができなくなり、こういうときのためにと大切に保管していた避難グッズを取り出すことができなかったのです。

避難グッズが「停電」で取り出せないと分かった時の衝撃と言ったら・・・。

何もなかった今だから笑って話せるエピソード。

読んでいただけたら、


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