なくて七癖


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実はかなり前から、他人のある「癖」に悩んでいる。

その癖がとにかく気になって仕方がないので、やんわりと伝えてなんとかその癖を直してもらうことができないものか、毎日のように考えている。

仲のいい友人たち数人に相談したけれど、その状況を説明すると、みんな口をそろえて、「我慢するしかない。それは言わない方がいい」という。

私の立場、相手の立場を慮ってのこと。

アドバイスをくれた友人たちには、参考として、「自分の癖について、他人に注意された経験の有無」を確認している。

みんなそれぞれ何かしら注意された経験があって興味深い。

・ドアを閉める音がうるさいと注意された

・鼻をすすっていた時、鼻をかむように言われた

・足音がうるさいと注意された

私自身が他人に注意された癖は、「パソコンのキーボードを叩く音がうるさくて耳障り」。

今は自分が「ハード・キーパンチャー」だと自覚して気を付けているけれど、はじめて他人から指摘された時は、まさか自分のキーボードを打つ音が他人様の迷惑になっているとは思ってもいなかったので、かなりびっくりして反省した。

思い起こせば、社会人になりたての頃、同じ職場に、暇になると「鼻をほじる」癖のある人がいた。

ある日、その人がその鼻くそを指でパチンと弾いて飛ばしているのを目撃してしまい、その瞬間、我慢の限界を超えた。

相手は一回り以上も年上の大先輩で、直接注意することができなかったので、若かった私は、信頼している上司に「不衛生だからなんとかしてほしい」と訴えた。

上司は真剣な顔でこう言った。

「いい大人に『鼻くそを飛ばすの止めろ』って言えってか?それはさすがに俺も言えないわ~。ごめん、勘弁して」。

一度気になりだしたら、気になって仕方がなくなる他人の癖。

何気ない癖ほど注意するのが難しい。

「なくて七癖」という。

私自身が持つ癖で他人を不快にしている可能性も考えながら、「言うべきか、言わざるべきか」、日々悶々。

読んでいただけたら、


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