羞恥心は治療の妨げ

病理検査の結果を受けて、大学病院での治療の科が外科から放射線科に変わりました。

移ってはじめての問診は、助手の若い男性看護師さん。

俳優さんみたいに爽やかで、髪型もイマ風のカッコ良すぎる好青年。

その後の診察は、この道30年以上というベテラン男性医師で、先生を見てほっとしましたが、さっきのカッコ良すぎる好青年が後ろで控えていて、手にはカメラ。

先生の指示に従って、放射線治療をする患部の写真を至近距離で撮り始めました。

やっぱり恥ずかしいよねー。

治療のために必要だとわかっていても、抑えられない羞恥心。

一ヵ月前に外科で手術をしてくれたのは女医さんでしたが、手術前後のケアをしてくれたのは、これまた男性看護師さん。

ベテランと思われ、後輩女子ナースに指導をしながら私のケアをしてくれていたわけですが、終始、羞恥心でモヤモヤ。

相手は仕事なわけで、性別とか年齢とか、そんなことを気にするのはナンセンスだとわかっているのですが、こちらは人生初の経験なので、なかなか割り切れないものが・・・。

これから始まる放射線治療は「がん細胞内の遺伝子(DNA)にダメージを与え、がん細胞を壊す」治療で、立ち止まってちゃんと考えると、とても怖いのですが、羞恥心が恐怖心を上回ってしまっているのが現状。

まだまだ体の大変さより、心の余裕があるからなのかも。

治療は専門家に委ねるのみ。

性別も年齢も関係ない。

羞恥心は治療の妨げになるだけ。

そう自分に言い聞かせています。

 

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コメント

  1. 体の大変さより、心の余裕がある▪▪▪というのはとてもありがたい話ですが、
    開き直るしかないですよね。
    私も、たかだか心電図でしたが、若者の男性技師が来て、申し訳ないですが、女性技師ご希望ですとあと30~40分お待ちいただくことに、と。
    開き直りました(笑)

    • 開き直り!!
      いい言葉が見つからなかったのですが、まさにそういうことですね。
      女性特有の疾患には、対応してくれる女性技師、女性医師がもっともっと増えて欲しい。

  2. 羞恥心を持つことは、人間らしさの証拠です。勿論、治療の場では恥ずかしかったと思います。羞恥心を持つのは当たり前、無理にその気持ちを否定的に捉えることはないと思います。自分もその立場だったら羞恥心持ったと思いますよ。

    • 羞恥心は、この先もきっとなくならないような気がします。
      来週からはほぼ毎日のことになるので、それが当たり前だと割り切って、羞恥心とうまく付き合っていくしかないですね。

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