人間ドックとマンモグラフィー

 

久しぶりに乳がんの話。

今日は術後10ヵ月の検診があり、通いなれた医大病院に行って、先生の問診のあと3ヵ月分のホルモン治療薬をもらって帰ってきました。

術後に飲んでいるこの薬の副作用で手のこわばりや全身の関節のこわばりが酷くなってきているものの酷いのは朝だけで、日常生活に支障を感じることはまったくありません。

思えば、ちょうど一年前の人間ドックで受けたマンモグラフィー検査のお陰で乳がんが見つかったのです。

それまで健康自慢だった私は、人間ドックをただのイベントのようにとらえていて、当日のブログでは「激ヤセ」なんていう記事をのんきに更新していました。

その約2週間後に結果を受け取った時から、ドタバタが始まったのです。

乳がんに要注意と言われている以下の属性のうち、

  • 40才以上
  • 血縁関係で乳がんの方がいる
  • 太っている(標準体重より20%以上高い)
  • 今までに乳房の病気をしたことがある
  • 30才以上で未婚
  • 初産が30才以上

私が該当するのは「40才以上」という年齢だけです。

なので、要精密検査と言われても何かの間違いだろうと思っていました。

「しこり」も見つからないし、自覚症状はまったくなし。

なのに結果、「ステージ1の乳がん」と診断されて部分切除手術を受け、術後の経過も順調で以前と同じように元気に過ごしているのは、昨年受けた人間ドックのお陰なのです。

健診センターから受け取った画像データを紹介された乳腺の専門医に診てもらった時、専門医が画像データをみながら、「う~ん、どれかな~?しいていえばこれのことかな?」と言っていたくらいの小さな病変。

その後手術を受けた医大病院の乳腺外科でも、「よくこんなに小さな病変が見つかりましたよね。健診だからこそですね」と話題になったと主治医が教えてくれました。

乳がんは進行すると完治は容易ではありませんが、早期であれば治療率の高い病気。

もし、一年後だったら・・・。

乳がんになってラッキーも何もないですが、早期発見できたことは幸運以外のなにものでもありません。

寿命を伸ばしてくれた人間ドック、健診センターに改めて感謝の気持ち。

 

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コメント

  1. これは、経験した人でないとわからない実感ですね。
    何か見つかるのが怖くて(検査自体もものによっては楽ではない)、ドック等受けていない
    自分としては、その潔さが羨ましいです。
    毎年、職場の超簡潔健康診断でお茶を濁す・・・。

    • 今までずっと悪い判定がなかったので、まったく油断してました。
      それこそ、マンモグラフィーは滅茶苦茶痛いので、家族に乳がんもいないのにこんな検査必要なのかな・・・って毎年思っていました。
      ですが、今回ばかりはさすがに感謝です。経験ゆえ。

  2. 夫の膀胱腫瘍も人間ドックの検診からでした。
    再検査の際に担当医の方がもう少し詳しく調べてみましょうと言ってくれなければ、ごく初期の悪性腫瘍(切除した8個のうち7個は良性で1個が悪性でした)が見過ごされ、術後も3ヶ月に1回の通院治療では済まなかったかもしれません。
    もしもあの時、と思うと運だけではない何か不思議な巡り合わせを感じます。

    • 人間ドックのお陰ですね。
      私も1年前に見つからなかったら、今頃見つかって、結果、全摘は免れなかったのではないかと思います。
      早期発見、早期治療が一番ですから、運だけではない不思議な巡り合わせに感謝ですね。

  3. 本当に早期発見、早期治療のガン克服のセオリー通りで良かったですね。1年後だったら大変でした。人生何があるか分からないですからね、健診はしっかり受けたいものです。
    それにしても札幌医大の写真は今年の雪ですか?看板半分隠れてるし、凄い雪ですね。コロナがなければ、雪まつり実行委員会も大喜びだったはず。皮肉なものです。

    • 本当に、1年後だったら、こんなものでは済まなかったと思います。
      札幌医大の写真は今年の雪です。今年の雪はもの凄いですよ。どこもかしこも。
      コロナがなければ、雪まつりの巨大雪像には最高でしたけどね。
      雪不足で、トラックで雪を地方からかき集めてる年もあるのに、本当に皮肉なものです。

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