バレエYouTuber

少し前まで、ピアノYouTuberにハマって良く見ていましたが、今、ハマっているのはバレエYouTuberのみなさんの動画。

踊る方のバレエです。

一番好きなのはアメリカのバレエ団でプロのバレエダンサーとして活躍中の「ヤマカイ」さんの動画。

函館ラ・サール高校出身のダンサーで、本格的な技術を惜しげもなく披露しつつ、敷居が高いと思われがちなバレエが身近に感じられる面白い動画をたくさん投稿してくれているのです。

同じくプロのバレエダンサーで、スペイン人の、天使のようにかわいい彼女ネレアさんという方がいて、二人の動画を見始めると、バレエ・ファンでもなんでもありませんが、ついつい次から次へと見入ってしまうのです。

そこに突然現れたのが、クロアチアで活躍する19歳の日本人、同じく北海道出身のバレエダンサー・ヒューマさん。

自らのYoutubeチャンネルで、『10代バレエダンサーの真剣な思い』というタイトルの動画を投稿して、名指しはしないものの、明らかにヤマカイさんとわかる内容で、「バレエを広めるという大義名分を掲げて卑猥動画で金稼ぎをしている」、「不快感と怒りを感じる」と激しく批判したのです。

さすがに、おふざけが過ぎるという内容のタイトルや動画があることは本人も認めざるを得ず、この批判を受けて、ヤマカイさんのメンタルが完全にダウン、先月、涙の謝罪動画とともに活動休止に追い込まれました。

この一連の騒動で、客観的に二人の言い分を見ていると、本当に「どっちもどっち」なんですよね。

どちらの言い分もとてもよくわかるのです。

正解も勝ち負けもなし。

バレエが大好きなのは二人とも同じなのですが、そのアプローチの仕方がまったく違う。

それぞれが自分の好きな方法でバレエを広めてくれればいいと思うのですが、批判に強くなるというのは、口で言うのは簡単ですが、本当に難しいことなんだとつくづく思います。

以前、仕事で知り合ったメンタルのコーチが、耳の痛い批判はいったん「受け止める」必要はあるけれども、同意して「受け入れる」かどうかは別問題と教えてくれました。

私自身の経験で言うと、「批判」を自分への全否定と受け取ってしまうとネガティブな感情しか芽生えませんが、受け取り方によってはより良い方向に向かうチャンスにもなるわけで、後になって考えてみると、「批判」されたことで助けられたと思うこともたくさんあります。

海外で活躍する、非凡な才能に恵まれた10代と20代の北海道出身のバレエダンサーから目が離せません。

 

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コメント

  1. いつもは、知らない新しい情報を見るとすぐさまチェッ~ク!なんですが、
    (自分では知り得ないものだったり♪)
    これはスルーしよう(笑)今さらチェックして判定しても・・・。
    物事へのスタンスの違いや解釈の違いは、到底埋められないもの、と
    諦めております。
    何事も不快な思いはしたくないしさせたくないものです。

    • バレエの世界、YouTuberさんたちのお陰で、なかなか面白いですよ。
      見ていると、自分もクルクル回ったり、踊りたくなります(笑)。
      誰もが自分が正しいと思うのは自然なことなので、考え方の違いを埋めるのは難しいですね。
      大人気YouTuberさんの謝罪や活動休止を知るたびに悲しい気持ちになります。

  2. この投稿批判問題、どうなんでしょうか?無記名ってところに違和感を感じます。感じ方は人それぞれだから、正々堂々と名乗って議論すればいいのに。この批判で、命を落とした女子プロレスラーもいましたよね。新聞の投書欄みたいに、実名義務に出来ないものですかね?

    • 批判を知った側はオトナの対応で、話をさせてほしいと申し出たのに無視されて・・・。
      それですっかり心が折れてしまっているのが見て取れて、気の毒でした。
      こういうやり取りを目にするたびに表現の自由について考えさせられます。

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