「リポビタンD」のCMで人気を博した俳優の渡辺裕之さんが自宅で亡くなったニュース。
美男美女、おしどり夫婦で有名なお二人のインスタで、仲睦まじい姿をつい最近まで拝見していたので本当に驚きました。
白髪になっても相変わらずの男前で、奥様の原日出子さんも年齢を感じさせない可愛らしさ。
立派に成長したお子さんたちとお孫さんたちに囲まれて、世の中の多くの人の理想を体現しているようなファミリー。
その衝撃のニュースで知った「縊死」という単語。
漢字の読み方も意味もわからず、コピペでググったので今はわかりますが、言葉の意味を知って、さらにショックを受けました。
事故死ではなく自死。
あんなに楽しそうで幸せそうな写真をアップしていたのに・・・、なぜ。
続報で、奥様の原日出子さんが茫然自失の状態でコメントができないということが伝えられていました。
家族にとって、自死ほど辛いことはない。
近くにいながらどうしてわかってあげられなかったのか、気づいてあげることができなかったのかと打ちひしがれると思います。
イギリス人の夫と結婚してから今年で18年になりますが、一時期、夫が酷く元気がない時がありました。
明らかな異変を感じて、母国を離れて日本で暮らしていることで過度な負担をかけているのが原因ではないかと、毎日、夫のことが心配でたまらない時がありました。
言葉にするのも憚られますが、帰宅したときに、もし夫が自死していたらどうしよう・・・と思うまで精神的に追い詰められて、何かあってからでは遅いので、私は正直に不安な気持ちを夫に伝え、何かできることはないかと尋ねました。
その時、心配する私に夫はこう言ったのです。
「自分は今は無宗教だけど、生まれた時からキリスト教の中で育ってきたから、自殺はタブーというのは根本にある。人生でどんなに辛く苦しいことがあっても、自殺だけは『絶対に』しない。だから、それは心配しなくていい」。
この言葉が妙に説得力があって、それ以来、心配することはなくなりましたし、夫も私がそんな心配をしていることを知って思うところがあったのか、それ以来、状況は好転しました。
どんなに辛く苦しいことがあっても、きっと解決方法はあると思います。
その解決方法を自分では見つけることができなくても、周囲の人が見つけてくれるかもしれません。
ゴールデンウィーク明けは、「五月病」という言葉があるくらい、多くの人が環境変化にストレスを感じて心身のバランスを崩しやすい要注意の時期だけに、そんなことを考えたりしています。
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コメント
何事も、話し合う事は大切ですね。(ま、私の夫婦関係は置いておいて)
過去の説得力のある説明時、ある意味、そこまで深刻に悩んでいたのか!とも
取れますが(笑)
海外ドラマでよく、「話してみて」、「話すと楽になる」、というセリフがありますよね。真剣な悩みほど誰にも話したくない私はどうしたものか。
彼も、強がりとか、ストイックな面があったのでしょうか?
本当に幸せのかたまりの様に見えていました。
我が家は以心伝心はないとわかっているので、必ず言葉で。
誰にも話したくない悩み、ありますよね。
っていうか、誰にも話せないから「悩み」になるわけで。
夫婦にしかわからない悩み、夫婦でもわからない悩み。
その点、わんこはわかりやすくていいですね。正直で。
本当に素敵なご夫婦と思っていたのでショックです。残された原さんの悲しみとショックはいかばかりかと…..。
思い出すのは三浦春馬さんのこと。演技だけで無く歌も踊りも素晴らしく輝いていて、その成長を楽しみにしていました。そして竹内結子さん、芦名星さんも。
自死の背景には様々な要因があるのかもしれないし、突発的なものかもしれない。
でも残された俳優仲間が「彼(彼女)のために何か出来たのでは?」と辛さや後悔を抱えているのを知るにつけ、もっと弱さをさらけ出して助けを求められる性格だったらと思ってしまいます。
私も三浦春馬さん、竹内結子さん、神田沙也加さんを思い出しました。
人も羨む美貌、人気も実力も才能もあって、さらなる活躍が期待されていたのに。
YouTubeで生前の画像を見るたびに、いまだに「どうして?」と思います。
弱さをさらけ出して、助けを求めることができるって、とても難しくて大切なことなんだなと思います。
自分はえり子さんのブログで知りました。本当にビックリです。奥さんとはおしどり夫婦って感じで、およそ悩みとは無関係なのかと。でも、そういう人がある日突然、自死を選ぶことがあります。実は背景にうつ病などの精神疾患が隠れていたりするんですよね。渡辺さんがそうだとは限りませんが、残された家族が一番かわいそうです。苦しかったと思いますが、家族や友人に相談して欲しかったですね。竹内結子さんや三浦春馬さんとか、幸せそうな人が逝く、外からではわからないものです。僕も苦しかったら相談しますね。
おしどり夫婦の代表格ですよね。
作られている感じじゃなくて、ふたりとも本当に幸せそう。
そんな風に思っていました。
あんなにカッコいい66歳はなかなかいません。
いったい何があったのでしょう。
私も苦しかったら相談します。