たかが名前、されど名前

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ゴールデンウィーク中に話題になっていた、大分の動物園で生まれたお猿の赤ちゃんの「シャーロット」命名騒動。

イギリスで誕生した王女にちなみ「シャーロット」と名付けたと公表したところ、「サルに王女の名前を付けるのは英国に失礼だ」などと、多くの抗議が寄せられたため、動物園が混乱を詫びる騒動になっているというもの。

名前は公募でつけたもので、英国大使館などの意見も聞いて対応を決めるとのことだったけれど、その後、英王室広報の「王室のイメージを損ねるものでなければ気にしません」との回答を受けて、名前を変更しないことで一件落着。

この話題では、イギリス人の反応、というのがメディアで取り上げられていたけれど、最初からイギリス人夫のポールは、「イギリス人も王室も、まったく気にしないって言うと思うよ」、と言っており、ポール本人もまったく気にしていなかったし、メディアでインタビューされているイギリスの人たちも、大体みんな、「そもそも、いったい何が問題なのかわからない」っていう反応だった。

正直なところ、私も初めてこの話を聞いた時は、「猿にシャーロットってありなの?」と思ってしまったクチだから、ポールの反応に、「なんだ、そういうものなんだ~。イギリス人って寛大なのね~」、という感想を持った。

このニュースの中で、よく見られた外国人サイド(国籍不明)からの意見としては、

「名前を付けるのは自由。謝る必要なんてまったくない。でも、じゃあ、逆の見方をすれば、もし生まれたばかりの動物・・・たとえばゴリラに、日本の皇室の方の名前を付けたら、『失礼だ』って、日本人は怒るってことだよね?」というもの。

実際のところはどうなのかわからないけれど、名前の付け方ひとつでも、文化の違いが出るな~、とつくづく。

あるアメリカの大学の2012年の研究で、「愛国的な名前やかわいらしい名前がついていると、人々の保護意識が刺激されることを見いだした」というのがあった。

結果的には、このお猿の赤ちゃん、ネーミングではいろいろもめたけど、日英両国の人々に末永く愛されることになるでしょう。

私の勝手で名づけた我が家の愛犬「バブー」。

愛国的でもないし、かわいらしい名前でもないから、そのままでは保護されない、愛されないことを本犬が一番わかっているのか、そこは犬一倍の笑顔でカバー。

たかが名前、されど名前。。。

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