イクメン・イクボス

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いつもバブーと一緒にお散歩している公園は、この近所ではかなり大きい。

高台にある公園で、アップダウンが多いので、中央の広場は小さな子供たちにとって絶好の遊び場になっている。

特に冬はソリ遊びやスキーの練習にうってつけで、天気のいい週末ともなると親子連れがたくさん来てる。

この10年間、同じ公園で週末のほぼ同じ時間に定点観測していて思うのが、ここ数年、お父さんと小さな子供という組み合わせが増えてきたということ。

「父と子」の組み合わせが本当に多い。

いわゆる、育児をする男性、「イクメン」だ。

小さな子供を全力で楽しませようとしている姿が、あちらこちらにあって、非常にほほえましい。

私は5人家族の3姉妹で育ったけれど、幼少のころに父に遊んでもらった記憶がほとんどない。

海に泳ぎに行く時も、スキ―に行く時も、一緒に行くのは母だった。

母は専業主婦だったし、当時は、「育児は母親任せ」の家庭も多かったから、取り立てて我が家が珍しいわけではなく、お友達の家も大体みんなそんな感じだった。

あれから30年以上が過ぎて、時代は大きく変わった。

女性の社会進出は進み、長引く不況や将来不安から女性が働き続けることが当たり前になり、共働き家庭も急速に増えてきた。

「『仕事を続けさせてくれる人がいい』という、女性側の結婚の条件は、もはや昔のもので、今は『仕事、続けてくれるよね?』と男性が結婚前に確認する時代が到来している」のだという。

昨今の事情では、「養ってほしいと切望する女性たち、それを実現できない男性たち」という構図があり、「専業主婦というポジションこそが、今の女性たちのあこがれ」などという話もある。

ただひとつ、いまだに変わらないのが、「男は仕事、女は家事と育児」という性的役割分担意識。

家事と育児という家庭責任に加えて仕事が加わった今、働く女性の負担だけが倍増し、様々な場面で仕事と家庭の両立に悩む女性は多く、国や多くの企業が、「女性活躍推進」を掲げてようやく重い腰をあげ、対策に取り組んでいる。

だけど実際、「女性活躍」のカギを握るのは、制度よりも何よりも、「イクメン」だと思っている。

「少子化対策」のカギを握るのも、医療補助よりも何よりも、「イクメン」。

さらに言うなら、育児をする男性=「イクメン」と、育児に理解を示す男性上司=「イクボス」。

周囲に、こういう男性がいるかどうかによって、女性の生き方、働き方は大きく左右されることになると思う。

周囲もはばからず大きな声を出して子供と遊んだり、スキーの練習をしながら我が子を叱咤激励しているお父さんを見るたびに、「今の日本にはあなたのような人が必要とされているの」、と、思わず心の中で応援してしまう。

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