女性の職業観

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先日の女子会でのこと。

会社も仕事もバラバラだけど、かれこれ20年以上の付き合いで、みんないい歳の、気心の知れた働く女子。

以前は仕事の話や、面白い上司や同僚の話なんかで盛り上がっていたものだけれど、最近は様子が変わって来た。

政府が主導する「女性活躍推進」の動きもあり、私より年上の女子友たちは、いまや管理職。

「女性初の○○」という肩書がつく人がほとんど。

そんな状況ゆえ、以前のようなアホ・アホ話は卒業。

会社で上司から政治的な動きを求められたり、決断を迫られるようなことがあったりして、テレビドラマのストーリーのようにエキサイティングで聞けば聞くほど面白い。

頻繁に会っているから、続編が聞けるので毎回楽しみな女子会。

夜もどっぷり更けて、お酒もたっぷり入り、いい感じになってきたころ、

Aさんが言った、「女性活躍とか、ホントやめてほしい!大迷惑!管理職になったって、まったく、な~んにもいいことない!」。

Bさんが言った、「そんなことないよ。管理職になると、会う人も、見えてくる世界も全然違う。こんな世界があるなんて知らなかった。女性もどんどん管理職になるべき!」。

Cさんが言った、「女性は、将来、管理職になることを期待されて教育されていないのが問題なんじゃない?女性はもしかしたら突然辞めるかもしれない、という考えが上司の頭にあるから、メイン業務は必ず男性が担当して、主流じゃない業務ばかり女性が担当させられるとか・・・」。

Bさんが、「それこそが問題」と同意。

しかし、Aさんは、こう言った。

「それはそうだけど、そのお陰で今まで働き続けることができたと思ってる。私が仕事を続けられているのは、女性ということで担当業務が配慮されてきたから。もしメイン業務を担当させられてたら、とてもじゃないけど大変過ぎて自分には絶対無理。体を壊してたか、とっくに会社を辞めてたと思う」。

職業観というものは、人によってまったく違うものなんだとつくづく。

最近、私の周囲でこういう議論が増えた。

ひと昔前の世代の女性たちは、男性と同じ仕事をしていても、給料が違うし扱いも違う、そんな時代だった。

その頃からはかなり進んだとはいえ、結婚・育児・介護で環境変化の影響を受けやすく、男性と比較して家庭責任の重い女性にとって、「女性活躍」には課題が多いのも事実。

日本の女性の働き方、という意味で、ものすごい過渡期に身を置いていることを実感。

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コメント

  1. そうそう。私は、もっとシニアなので、周りで仕事をしている女性は、たいていフリーで行動してます。
    20代の時に、5年間勤めたデザイン会社で、若手だった女性のデザイナー。今は大手広告代理店で部長さんですが、結婚はしてないですね。
    それから、クライアントで超大手なのですが、宣伝室で力がある女性。彼女は、転勤はイヤで総合職にはならず、力はもっているけれど、肩書きはなしです。わがまま過ぎる女性で、扱い?は大変なのですが、やはり未婚。50代後半です。
    帰宅途中で、公園を通過しますが、若いお母さんが子どもと遊んでいる風景も目にします。専業主婦を希望する女子も多いですね。
    これからの日本、世界もですが、、どうなっていくのでしょうか。
    ちょっと仕事の手を休めてコメントしました^^

  2. >lieさん
    コメントありがとうございます。
    毎月決まった日に定額の給料が入る会社員と違って、フリーで仕事をしている方って、本当に凄いと思います。羨望のまなざしです。
    私は会社員なので、自然と友人たちもほとんどが会社員ばかり・・・なのですが、この日の女子会の友人たち、肩書もついていますが、みんな見事に独身です。昔から知っている友人たちなのでわかるのですが、特に仕事に生きようと強い意志があったわけではなく、気がついたら独身のままだった、という感じです。
    一方、最近の若者は専業主婦を目指し、専業主婦になることが夢、「高嶺の花」になっているとのこと。
    欧米諸国のリーダーたちが女性になっている今、日本の今後、世界の今後、とっても気になりますよね。

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