先日このブログで、機内持ち込み手荷物にスーツケースが多過ぎる問題を書いたけれど、今回の出張でも改めて思った。
新千歳⇒羽田に向かう便はこの日も満席。
機内に乗り込んでも、なかなか前に進まない。
その理由は、明らかに手荷物として持ち込まれた「スーツケース」要因。
頭上の収納に収まらず、通路にスーツケースと一緒に立ち止まる人多数。
あんなに狭い通路にスーツケースと人が立ち止まると、その後の人が通れるはずがない。
しかも、およそ手荷物とは思えない大き目サイズ。
キャビンアテンダントさんが、収納場所を確保しようと右往左往。
70代後半と思しき小柄で高齢の女性は、真っ赤なスーツケースと一緒に通路で立ち往生していた。
背が低い方だったので、当然、その荷物を頭上の収納に収めるには誰かの助けが必要だ。
結局、キャビンアテンダントさんの助けで収納することができたけれど、その女性の席から少し離れた前方席の空いているスペースに収納するしか方法がなかった。
そんなこんなで全員の着席がようやく確認された時、出発予定時刻からすでに30分が過ぎていた。
さらに心配だったのは飛行機を降りる時だ。
乗るときは助けがあるけれど、降りる時は通路をあけるため、キャビンアテンダントさんはそれぞれの定位置で客の見送りに忙しい。
最後までゆっくり待てば助けてもらうこともできるだろうのに、その女性は驚いたことに、いち早く自分のスーツケースのある前方座先のところに駆け寄り、ようやく手が届く高さの収納を自分で開け、小刻みに震える手を伸ばして、なんとかかんとか手探りで、自分のスーツケースの台車を掴み、取り出していた。
完全な手探りで取り出そうとしていたので、ゴロリとその女性の上に落ちるのではないかと、見てるこちらがハラハラした。
助けてあげたくても、狭い機内では身動きが取れない。
空港のみならず、駅も大変なことになっていた。
この時期はスキーやスノーボードの客が多い。
主に欧米人と思われる観光客が、物凄い大きなスキーやスノーボードケースを担ぎ、同時に巨大なスーツケースを転がして歩いている。
思わず、「えっ、それ自分で運ぶの?!」と思うような日本人が運んでいるのは見たことがないような巨大さ。
そんな大荷物を抱えて、切符売り場の前で、次の行き先を探してる・・・。
「あっ、違った。こっちじゃなかった・・・」なんて、急にスキーやスノーボードを持ったまま方向転換されようものなら、その後に続く数人がなぎ倒されそうな勢いで、近くにいると恐怖すら感じる。
「絶対に急に振り向いたりしないでよ」、と何度思ったことか。
観光シーズンの週末は、空港も駅も、ものすごい「カオス」。。。
最近の出張で、ただの移動だけでも必要以上に疲弊するのは、そのせいなのかもしれない。
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