「国際人になりたければ英語力より歯を”磨け”」

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「国際人になりたければ英語力より歯を”磨け”」、というタイトルの本があることをアマゾンで知った。

「世界で活躍する人のデンタルケア」というサブタイトルがあり、本の内容紹介には、「あなたの信頼度は英語力よりも口元の美しさで決定づけられていた」とある。

まだ読んでないけど、コレ読みたい。

前にも書いたが、今、歯のことで悩んでいる。

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ふと思い立って近所に新しくできた歯医者さんに行ったのがはじまり。

もともとはホワイトニングをする予定だった。

だがしかし、ホワイトニングの前に、しばらく怠っていた歯石除去などのクリーニングをすることになり、その際に虫歯が見つかり、3つの銀歯を撤去。

被せモノの下にあった虫歯部分の治療中。

保険適用だと銀歯で一本5千円程度。

保険適用外のセラミックでの治療になると、一本6万円程度。

文字通り、桁が違う。

困った私は、同年代の友人たちに相談。

驚愕の事実が判明。

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相談した友人たちののうちのひとり、Aちゃんは、数年前に2本インプラントにして、なんと1本35万円、2本で70万円を支払っていた。

そのおかげで、まるで自分の歯のように快適な生活を送ることができているから満足しているという。

だから、神経も抜かずに、一本6万円で治療できるなら、保険適用外でしっかり治療した方がいい、と。

これから歳を取ればとるほど、残された楽しみって「食べること」じゃない?だから、見た目が銀とか白とかそういう表面的な話じゃなくて、「快適な食生活を送るには」、っていう観点で治療方法を選ぶべきというアドバイス。

なるほど~、説得力ある~。

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そして、本に戻ると、

欧米では、「どんなに語学堪能で服装やスタイルに気を遣っていても、言葉を発している口元が醜ければすべて台無し。この人は自己管理ができていない、身だしなみがなっていない――と、口元が気になって話を真剣に聞いてもらえなくなってしまいます」。

これは、これまで何度も聞かされた話で、ポールも日本人の若い人の銀歯を見て、「銀歯で歯科治療なんて、ありえない。イギリスでは今はそんな治療はしていないし、おばあちゃんの口の中でしか銀歯を見たことがなかったから、すごくびっくりした」、と言っていた。

「口元の見た目にこだわる欧米人の評価は、日本では考えられないほどシビア。しかし日本人は骨格などの影響で、ただでさえ歯並びが悪くなりやすい傾向がある。にもかかわらず、矯正歯科治療をはじめとする何らかのメンテナンスを施している人はわずか」。

決めた!

これから世界で活躍する可能性は微塵もないけれど、親戚や夫の友人たちはイギリス人やニュー人ランド人たちだから見た目も大事。

それに、「食べることを楽しむ」というクオリティ・オブ・ライフのために歯は何より大事。

服もバックも靴も買うのはやめて冬のボーナス頼みで歯に投資!

そして、見せられた、2週間後の支払い予定額。

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チーン・・・。

こんな小さなものたちに20万円近くを支払うなんて。

現金でもカードでもいいですよ、と笑顔の受付さん。

納得したはずなのに、心がざわわ・・・。

次回の予約と支払い額の説明を受けた後で、思わず顔が歪んでしまったのは、麻酔のせいだけではありません。

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