ここのところ、なぜか宴会の幹事をする機会が急に増えた。
仕事関係ではなく、完全にプライベートな集まりの宴会幹事。
宴会の幹事というものは、一番の若手、下っ端がするのがお決まりだけれど、仲間内の年齢が全体的に上がってきて若手がいなくなると、歳を重ねても誰かがやらねばならぬもの。
というわけで、この１ヵ月で3件目の宴会幹事業務。
なぜか毎週のように「新件」が舞い込んでくる。
飲み会は、幹事をするより、断然のっかる方がいい。
それは間違いない。
幹事を率先してやってくれる人がいるなら、それは「根っからのいい人」か「お人好し」か、はたまた単なる「仕切り屋」か。
幹事は日程調整やらお店選びやら、なんだかんだと面倒臭いし、最後まで気を抜けないから、宴会自体を楽しめない。
だがしかし、義務感から幹事をやっていた、いや、やらされていた若い頃と違って、最近は自ら幹事を申し出て、楽しんでいる自分に気づいたりする。
気の合うメンバーを募ったり、メンバーに合うお店を探したり・・・。
人数が多いと、普段は行けないお店にも行けるし、いろんなものも食べられる。
そして何より、飲み会で楽しんでいる人たちの顔を見るのが喜びになってきた。
自分が企画した宴会で、その日はじめて会った男女が隣の席で楽しそうに話していたり、きっと相性がいいに違いないと思っていた人たちが、思った通り意気投合していたりするのを見ると、この出会いがきっかけになって「つながり」が広がってくれたら嬉しいな・・・、なんてことまで思ったりする。
若い頃は自分が楽しむことに精いっぱいで、周囲の人が楽しんでるかな～、なんて、そんな見方をしたことはなかった・・・。
目指せ、幹事の達人！
いいよ、いいよ、いくらでも幹事やるよ！
今になってはじめてそんな気持ち。
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