とにかく会いたい

先日お会いしたAさんは、愛犬のヨーキー、ココちゃんを今年5月に13歳と9か月で亡くしたばかり。

愛犬を失った悲しみの深さは例えようもなく、4ヵ月経った今でも毎日泣いてしまうと言います。

肝臓と腎臓の病気を抱えていたココちゃんは、亡くなる数ヵ月にはまったく食べる気力がなくなり、毎日、シリンジ(注入器)を使って強制的に食事を与えていたそうですが、そのことがかえって愛犬を苦しませているのではないかと悩み、主治医に相談したそうです。

「それは飼い主さん次第です」と主治医はAさんに判断を委ねたそうですが、その話を聞いていた看護師さんが後でAさんに、「犬は自分から生きることを諦めることは絶対にありません。ココちゃんがこんなに頑張っているのに、なんでお母さんが諦めようとするんですか?」と問い掛けたそうです。

その言葉にハッとしたAさんは、「生きてね、生きてね、頑張るんだよ」と言いながら、強制給餌を続けたところ、その後、瀕死の状態から回復し、「奇跡の2ヵ月」があったと教えてくれました。

愛犬の死は当然訪れると分かっていたことで受け入れるしかないけれど、「とにかく会いたい」、目を潤ませながら、会話の中でそう何度も繰り返していました。

今、13歳と3ヵ月のバブー。

一日でも多く長生きしてほしいと毎日祈っています。

 

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