2度の痙攣発作の後、今のところ発作はなく、体調も少しずつ回復しています。
かかりつけ医のところで血液検査、尿検査、心電図、血糖値・・・、いろいろ検査をしてもらっていますが、「悪い数値や気になる所見はあるものの、どれも危険なレベルのものではない。経過観察でOK」という見立て。
今週末は、これらの検査結果と紹介状を持って、脳神経を専門分野とする総合病院に行く予定です。
今回の夫の痙攣発作は初めてのことで、大きなショックでした。
さっきまでいつもと変わらず普通に過ごしていた夫が、突然、泡を吹いて全身を痙攣させるわけですから、これほど怖いことはありません。
発作はまた起きるかもしれないし、今度はもっと大きな発作が来る可能性もあるという先生もいます。
なので、今は発作が起きた時の対処法を勉強しています。
発作時3大NG行動は、
・大声で呼ぶ
・押さえつける、揺さぶる
・口にものを挟む。
突然のことに、「ポール!、大丈夫!、ポール!」、って何度も大声で呼びながら揺さぶってしまいましたが、思いっきりNG行動でした・・・。
発作中は意識がないので呼んでも意味がなく、体を押さえつけたり、揺さぶっても、発作はおさまらない、というのがNG理由。
以前よく言われていた「口にものを挟む」も、口を怪我したり、窒息する可能性があるのでNG行動なのだそうです。
発作が起きた時は、すぐに安全を確保して、よく状態を観察し、あとで救急隊や医師に正確に伝えられるように、スマホで動画を撮ることが取るべき行動のひとつ。
確かに、救急隊や医者に何度も繰り返し状況を聞かれるので、その時にいかに正確に伝えることができるかはとても重要。
発作がいつ、どのようにはじまったか、目がどっちを向いていたか、体が突っ張っていたか、ガクガクしていたか、左右で差があったか・・・。
こういう情報が原因の早期発見につながるそうです。
でもですね、実際に目の当たりにすると、よっぽどの強心臓の人じゃない限り、ただただ恐怖で、冷静に観察とかスマホで撮影とか、無理ですよ。
スマホを持つ手がガタガタ震えて、ちゃんと撮れるかな、と、想像しただけで心臓がドキドキします。
あと、時間も重要です。
後で知りましたが、てんかん発作の場合は「発作が5分以上続いたら救急車を呼ぶ」という時間の目安がありました。
今思えば、夫の場合は、2回とも救急隊が到着した時には意識が戻っていたことを考えると、発作は5分続いていなかったので、救急車を呼ぶ必要のないケースだったのだと思います。
それを思えば、救急病院での医者の対応にも納得。
もうひとつ、救急隊の人たちが我が家に入ってきたときに、最初に言われたこと、
「部屋の電気を明るくしてください」、「犬をケージに入れてください」。
我が家は間接照明で薄暗く、バブーがトコトコ歩いていましたので、確かに救急対応に不適切でした。
とにかく「慌てず騒がずうろたえず」、自分に言い聞かせておきたいです。
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コメント
てんかん発作の場合は「発作が5分以上続いたら救急車を呼ぶ」= てんかんの診断がない時点では呼ぶべきですね。てんかんか痙攣か。間違いでは無かったはず。
バブーちゃんの安全確保も必須。そして動線確保。
二度とあっては困りますが、心の準備は必要ですね。
てんかんの診断確定してるわけではないので、5分待ってから救急車呼ぶなんて、そんな冷静なことできませんよね。
夫の靴を忘れて取りに戻ったり、もうバタバタでした。
何もないのが一番ですが、地震の時の備えと同じように、備えは大切だな、と改めて思いました。
「てんかん発作が5分以上続いたら救急車を呼ぶ」、「発作の起こった時の状態をスマホでとっておく」なるほどですが、果たしてその時に冷静に対応できるか自信がないです。
今は健康そのもの。
でも、大切なパートナーのために普段から心構えをしておく必要がありますね。
体験に基づく貴重な情報を教えていただいたeri-ponさんとポールさんには感謝です。
早く、原因と対処(治療)方法が分かって、以前の穏やかで落ち着いた日々が戻ってくるよう祈っています。
発作を起こした時の夫の姿が目に焼き付いていて、すっかりトラウマです。
また起きるかと思うと、怖くて怖くて。
だからこそ、心構えは大切だと自分に言い聞かせています。
コロナで刺激のない日々をつまらなく思っていたこともありましたが反省。
穏やかで落ち着いた日々こそ貴重なものですね。
救命救急のお医者さんじゃないのだから、冷静さを失うのは当たり前。今やタクシー代わりに救急車を呼ぶやからもいる時代。それに比べたらえり子さんの対応は正しいです。発作5分なんて待てないですよ。遠慮なく直ぐ呼びましょう!えり子さんも仕事休んだりして大変だったのでは?脳ドックというのもあるそうなので、ポールを徹底的に調べましょう!
夫を放っておくことはできないので、仕事は休ませてもらいました。
幸い職場は「家族のサポートが大切だから」と理解してくれて、本当にありがたいです。
脳ドック、私も調べてみました。
夫はもちろんですが、自分も調べてもらいたくなりました。