許されないジョーク

帰宅すると夫が「このニュース見た?」と教えてくれたのが、現地時間27日のアカデミー賞で俳優のウィル・スミスが司会者を思いっきりビンタしたニュース。

アカデミー賞の司会者が、ウィル・スミスの妻の脱毛症をジョークにした瞬間、会場にいた妻のジェイダは明らかに険しい表情に。

夫のウィル・スミスは最初はにこやかに対応しているように見えましたが、妻が抱えている難病をジョークにされ侮辱されことが許せず、そのあとすぐに壇上にツカツカと上がっていき、司会者を思いっきりひっぱたいたのです。

世界が注目するアカデミー賞ですから、その一部始終がリアルタイムで放送され「前代未聞!」と大きなニュースに。

Yahooニュースでも、「会場凍りつく!」というタイトルで取り上げられていましたので、詳細はコチラがわかりやすいです。

これについては賛否両論。

妻の難病をネタに笑いを取ろうとする一線を越えたジョークに夫が怒るのは当然で、ウィルの行動は賞賛されるべきという意見と、どんな理由があるにせよ暴力に訴えるのはよくない、という意見が真っ二つ。

私はウィル派です。

明らかにおかしいと思うことに対しては、その場で抗議。

ビンタではなく言葉で諫めることができれば良かったとは思いますが、どう考えても悪いのは司会者。

この騒動のあと、見事「主演俳優賞」を受賞したウィルは、「家族を守るため」の自身の行動を謝罪し、涙ながらにスピーチ。

「愛はクレイジーなことをさせるものだ」。

この言葉がすべてを物語っていると思います。

 

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コメント

  1. そうですね。出来れば冷静に言葉で叱責してほしかったですが、
    非は100%相手に。
    そるにしても、デンゼル・ワシントンが素晴らしい。
    ドラマでは(アメリカ)何か迷いのある人に的確なアドバイスをするシーンをよく見ますが(まるで(笑)作り物のような)
    実際にあの様な包容力、説得力のある深い言葉をかけられるなんて。
    (成熟した)大人の世界だなぁ。

    • もう本当に、デンゼル・ワシントンのアドバイスが素晴らし過ぎますよね。
      思いがけない行動に出たウィル・スミスに、すぐにこんなアドバイスができるなんて映画の脚本のようです。
      成熟した大人の世界。
      私も感情に突き動かされて行動してしまった人を見たら、こんな風にそっと大人のアドバイスできるようになりたいな、なんて思っちゃいました。
      デンゼル・ワシントン、役柄もそうですが、ご本人も役柄と同じように思慮深く人間味のある人なんですね。感動しました。

  2. ウィルが正しいでしょ。その場面を見ていませんが、あえてジョークにすることはないです。当事者の気持ちが分かってないのですから、アカデミー賞の会場だからとか関係ない。愛する人を守りたい、紳士的行動です。これって、先日の乳がん検診啓発ポスターと同じですよね。日本も米国も浅はかな人多いんですね。日本の政治家だけかと思ってました。

    • ウィルが正しいです。間違いない。
      ただ、公衆の面前でビンタはどうったのか・・・が議論になりそうです。
      いじめっ子は誰かといえば、明らかに司会者なんですけどね。
      先日の乳がん検診啓発ポスターについては、今日も女子友と「浅はかすぎる」と語り合いました。
      アメリカは進んでいると思っていましたし、せっかくの授賞式を酷いジョークで台無しにした司会者に腹が立って仕方がありません。

      • 論調はウィルの行動には批判的ですね。でも、人間そんなに理性的に行動できますかね?僕らはその結果を見て冷静に判断してるけど、当事者だったら、どうだろうと考えます。愛する人を世界中の人の前で傷つけた、その怒り。僕はやはりウィルに好感を持ちました。

        • そうなんですよ。
          私もウィルがアカデミー協会から罰せられるのではないかと心配しています。
          悪いのは明らかに司会者で、ウィルが俳優として得ることのできる最高の瞬間を、この司会者がめちゃくちゃにしたことに腹が立っています。
          罰せられるべきは司会者なのに、本当に理不尽。

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