雑感:幹事の心得―席順

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あっという間に11月も中旬になり、そろそろ忘年会の日程調整が入ってくる今日この頃。

社会人になって20年以上。

これまで公私にわたり、数々の会合に参加してきた。

大規模なものになると、一番気になるのが席順。

忙しい幹事さんは大規模であればあるほど、席順を決めるのが難しく、「自由席」になることが多い。

会合に来た順に「お好きな席にどうぞ!」というアレだ。

一見、柔軟性があるように思えるけれど、知り合いが少ない時は「お好きな席に」と言われても本当に困る。

幹事さんは楽だけど、そういう時こそ席決めをしておいてもらいたい。

「あいうえお」順に並べるも良し、「くじ引き」にするも良し。

一定のルールがあって、えこひいきなしで納得できる席順ならどんな手法でもいい。

経験から言って、送別会でも歓迎会でも、「お好きな席に」というと、「主賓」の周りの席だけが避けられがち。

「主賓」に最も遠い席から埋まっていく。

いわゆる「偉い人」が主賓の時なら尚更。

「私ごときが主賓の近くに座るなんて・・・」とか、「恐れ多くて座れない」とか。

それで、結局、主賓の周りだけが最後まで空席で、実態として、仕事や何らかの事情で最も遅く来た人の「懲罰席」のようになり、送別会であり歓迎会なのに、いつまでたっても主賓席の周りに人が集まらず、最も寂しい思いをする、というようなケースを何度も見てきた。

それを見るたびに、「偉い人」にはなりたくないな~と思ったし、「偉い人」ではないけれど、これまで何度も送られ、迎えられてきた自分自身も経験がある。

自分の周りに人が座ってくれない時ほど寂しいものはない。

「主賓なのに」、「主賓だから」と避けられる。

さらに、たとえそうだとわかっていても、「オレって(アタシって)本当に人望ないんだな~」、と思って心の中でブルーになるのが普通。

幹事の心得は、まず何よりも「主賓」に嫌な思いを、寂しい思いをさせないこと。

だから、席順は幹事が一定のルールで事前に決めておくべきだと強く思う。

そして、忘年会。

この1年間の労苦をねぎらい、新たな年へとつなげるための飲み会。

主賓はいない。

皆が気持ち良く忘年会を楽しむために、席順には配慮が必要。

「自由席」にしたなら、いつも交流がある者同士、仲良しグループがかたまって座るのが一般的。

それを望む人が多いかもしれないけれど、それなら内輪の飲み会となんら変わらない。

わざわざ忘年会を企画しなくたって、その人たちはなんだかんだで交流の機会も多く、気心の知れた仲間のはず。

大きな忘年会だからこそ、幹事さんは普段は交流がない者同士が話すような仕掛けを工夫する方が絶対にいい。

普段交流のない人と話をするのは居心地が悪いとみんなが反対するなら、その忘年会自体が苦痛なのだから、設定することをそもそも見直した方がいい。

そんなことを思う忘年会前の11月。

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