今日は知人(新婦)の披露宴に行ってきました。
本当は新婦の友人と言いたいところですが、あまりに年若く、親御さんの方が年が近いこともあって、友人と名乗るのが憚られるので知人と言いますが、いつも見習いたいと思っている、とても可愛くて素敵な女性。
調理師免許も大型自動車免許も持っていてなんでもできる上に、気配り、目配りが半端なく、定期的に集まっている異業種交流会で幹事さんとして大活躍してくれて、いつもお世話になっているのです。
新郎はお医者さま。
私も診てもらいたい腫瘍の専門医です。
結婚前に2度お会いしましたが、新婦同様、笑顔が素敵な、愛嬌たっぷりの誰からも愛されるタイプ。
とてもお似合いのふたりは一年前に入籍したものの、コロナ禍で披露宴は延期。
その間に、ふたりの結婚をとても喜び、この披露宴を心待ちにして衣装合わせまで済ませていたという新郎のお父様が白血病で急死。
四十九日を終え、弟さんが遺影を抱えての披露宴になりました。

もう少しコロナが早くおさまってくれていたら、お父様もふたりの幸せな姿を見ることができたのに。
ご家族の無念を思うと本当に悲しい。
披露宴のクライマックスといえば「花嫁の手紙」ですが、そんな事情もあって、「花婿の手紙」もありました。
「普通は『新郎の手紙』はないのですが・・・」と前置きしてはじまった「両親への手紙」。
花婿さん、遺影を前に涙、涙で、声が上ずって、ちゃんと手紙が読めない。
それでも頑張って、途切れ途切れに何度も詰まりながらも、書いた手紙を全部読み終えてくれましたが、その姿にみんなもらい泣き。
もちろん私も。
人生には思いもしないことが起きるものです。
そんなふたりですが、ふたりとも交友関係が一般人とは思えないくらい広いこともあって、ご友人たちの協力で最初から最後まで趣向を凝らした本当に素晴らしい披露宴でした。
余興の時間、親戚のおじさまたちのカラオケ大会がはじまるかと思いきや、新婦のお友達のプロ歌手、浅井未歩さんが登場して、オリジナル曲を披露してくれました。

涙ながらに新婦の友人代表挨拶をしたのは北海道観光大使の青山千景さん。
隣のテーブルでしたが、本当にキレイでアイドルみたい。

祝福のビデオ・レターでは、杉村太蔵さんも登場して会場を沸かせてくれました。

何つながりなのかはよくわかりませんが、最近テレビ朝日を退職した富川悠太さんや藤田紀子さん、仁支川峰子さんも登場してコメントを寄せていましたね。
もはや一般人ではないレベル。

私が結婚したとき、披露宴をしませんでした。
結婚したのが34歳と遅く、披露宴なんて恥ずかしい、必要ないよー、って思っていたことと、結婚相手がイギリス人で、家族や友人たちを日本に呼ぶのは大事になってしまうので、私の家族だけが集まってホテルで写真を撮って食事をしました。
なので、「新婦の手紙」を読んだことがありません。
今になって思います。
人生に一度くらい、両親に手紙を書いて心からの感謝の気持ちを伝える場面があっても良かったな、と。
普段は照れくさくて、そんなこと言えませんからね。。。
新郎・新婦の手紙に心を打たれて、そんなことを思った素敵な披露宴でした。
末永く、お幸せに!
ちなみに、このおふたりはSNSが大好きで日々発信しているので、今回の披露宴もSNS発信オッケー。
「たくさん写真を撮って、バンバン発信してください!」とのことでしたので遠慮なく!
読んでいただけたら↓
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コメント
久しぶりに以前当たり前だったゴージャスな披露宴を見た気がします(笑)
フルパッケージの豪華絢爛の披露宴で楽しませていただきました。