嬉しいことにバブーの体調が安定していることもあって、私の親知らずの移植話に連日お付き合いいただき恐縮です。
今回治療してくれた札幌K病院の口腔外科ドクターМ。
凄いドクターのようです。
白髪混じりで私と同世代のアラフィフ、素敵なロマンスグレー。
今も素敵ですが若い頃はさぞかしモテたでしょうねぇ、という感じ。
ですが、凄いのはそこではなくて、その技術。
今回の奥歯のトラブルについて、他の口腔外科では移植ではなく根の治療を勧められました。
なので、K病院を紹介してくれた地元の先生に意見を求めたところ、「この奥歯の場合、99%の歯科医は根の治療を薦めると思います。自分を含めてほとんどの歯科医はドクターМの技術は持っていないので移植はできません。ドクターМだからできるんです。天才だと思います。その分野で日本一と言ってもいいんじゃないかな。この病院からも何人も患者を送り出していますが、実際、その方たちが歯の移植を受けて、ちゃんと自分の歯で問題なく噛めるようになっているんですよね。それ自体が驚きです。本当に凄いと思います」と大絶賛。
そこまで言われちゃ、手術を受けないわけにいかないでしょー。
そんな日本一のドクターMに治療をしてもらうチャンスがあることさえも奇跡では!?
というわけで決断しました。
入院したのは日曜日の午前10時。
日曜日なので入院は時間外出入口からひっそりと。
当然ドクターはいないものと思っていましたが、その時もいらっしゃって、「明日の月曜日、予定通り手術しますね!」と笑顔で挨拶してくれました。
日曜日も病院にいるってことは、一体この先生はいつ休んでるんですかね!?
平日の口腔外科は尋常じゃない混み方で、ドクターМのスケジュールは恐らくびっしり。
働き方的に大丈夫かな、と心配しつつ診察室に入ると、机の下にジョージア・コーヒーのペットボトルが何本も置かれていました。
自分がいないと回らない、自分の代えはいないという想像を絶する責任の重さ。
プロフェッショナルの、プロフェッショナルたる所以を、机の下のジョージア・コーヒーに垣間見た気がしました。

待ち時間がちょっと長くても、下顎に麻痺が残って口が開けられず「そうめん」しか食べられなくても、もう文句は言いません。
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コメント
全ての不具合を患者自らに相殺させる・・・。
正に名医ですね。
この先生なら、と思わせる説得力。信頼を勝ち取っていく実力と努力!
NHK《プロフェッショナル仕事の流儀》にはまだ出ていませんか?(笑)
歯科は本当に良い先生に巡り会いたい”科”です。
動物クリニックもしかり。
(M先生の胃が心配です)
そうなんです。
私の親知らずを使っての治療ですから、素晴らしいです。
本当にプロフェッショナルに取り上げてもらいたい、いや、近い将来取り上げられそうな先生です。
テレビ映えもしそうです。
ただ、胃は心配ですね。年齢の割にとても痩せていらっしゃいます。