デジタル時代の情報格差

情報格差とまで言えるのかどうかはわかりませんが、先日、友人と会った時に、それぞれが得ている情報や情報源に大きな違いがあることを思い知らされました。

私の情報ソースは、国内ニュースは紙とデジタルの「新聞」で、海外のニュースは夫と一緒にBBCとCNNを「テレビ」で観ています。

いずれも有料で、お金を払って積極的に情報収集。

2017年12月

なので、もちろん世の中に氾濫している無料の情報も「ネット」や「YouTube」、「SNS」で得ていて、こんなに素晴らしい情報が無料で公開されているんだ、と日々感謝していますが、それはそれ。

自分が知りたくて興味のある情報はお金をかけて、時間をかけて積極的にインプットしますが、そうじゃない情報はスルー。

情報が多すぎる昨今、恐らく多くの人はそんな感じなのではないかと思います。

先日、友人に「えっ、知らないの!?」って笑われたことがありましたが、私の情報ソースにはないアングラ情報だったので知る由もありません。

その人にとっては「当たり前」情報なのかもしれませんが、私にとっては「何、ソレ!?」。

私自身も、最近自分が得ている情報はみんなも知っている旬な情報と思って話題にすると、「何ソレ、知らない」と言われることが増えてきました。

デジタル時代の情報格差。

検索エンジンのアルゴリズムでカスタマイズされ、その人が好む、各個人に特化された情報だけが届く時代。

そのことを分かっていないと危険です。

社会に分断が生まれる背景を身近に思い知らされた瞬間でした。

 

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コメント

  1. 昔はテレビと新聞、ラジオ位しか無い時代、みんなが同じ情報、番組を共有して、一体感がありましたよね。
    今は僕もテレビのニュースや新聞を読みますが、暇さえあれば、サブスクで韓流ばかり見ているから、情報から取り残されてます。そんな個人主義の世の中にあって、先のWBCの視聴率は50%に迫る勢い。僕も得意先の病院のロビーで職員さんや患者さんと盛り上がりました(笑)。スポーツは情報分断を救うコンテンツかもしれませんね。

    • おっしゃる通り。昔は情報ソースが限られていたので、みんなが同じ情報を共有していたんですよね。
      今は私も日本のテレビはNHK以外はほとんど見ないので、「お笑い」のことも全然知らなくて驚かれます。
      そんな私も、WBCは見ました。そして感動しました!今の時代に同じ情報を共有できるって素晴らしい!

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