30年間変わらない平均賃金

楽しい夏休みがあっという間に終わり、出勤開始日の今日。

今週はまだお休みの人も多いだろうな～と休日出勤気分でいたところ、地下鉄は通常の混み具合、会社も通常の出勤率。

日本人は、みんな本当に真面目な仕事人。

バカンスより仕事。

先日、有名な経済コンサルタントの方のYouTube動画を見ていた時に衝撃を受けたのが、過去３０年間の平均賃金、世界比べのグラフ↓。

この30年間、日本の平均賃金はほとんど変わっていないという現実。

それに比べて韓国の伸び率よ！

この30年で年収２倍で、日本を追い抜きました。

もともと高いアメリカだって１．５倍になっています。

変わらないのは日本だけで、いまやアメリカ人の平均年収の約半分。

こ、これは一体！？

ありがたいことに、いまだに３千円台で飲み放題の宴会ができたり、ハッピーアワーなら格安でビールが飲めたり・・・。

私が社会人になったばかりの30年前も今も飲み会の出費は変わらないってことです。

それはそれで素晴らしいことですが、つまり給料も変わらず、気が付けば、この表では日本が最下位。

喜んでばかりはいられない。

インバウンド観光客が多い理由がわかりますよね。

だって、安いから・・・。

日本のサービスは、親切丁寧な接客、新鮮な食材、時間通りに動く交通網、どれをとっても世界トップクラスだと思います。

なのに、その世界トップクラスの素晴らしいサービスを安価に受けられるなら、来るよね～。

お金を払って気持ちがいいのは日本くらいなもの。

日本は、日本人は、自分たちのサービスに誇りをもって、もっと貪欲に対価を求めるべき、とコンサルタントさんが言っていました。

その通りだと思います。

謙虚さは日本人の美徳ですが、昨今の物価高に見合う給料をもらうべく労働者が貪欲になることも大切。

　

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