早いものでもう7月。
今年1月に受けた人間ドックで乳がんの可能性を指摘され、2~3月は毎週のように病院に通って検査。
診断が確定してからはバタバタと入院・手術の準備をして、4月下旬に手術。
5月に病理検査の結果が出て、6月には3週間の放射線治療。
そして、今回の一連の治療が終了したのが7月1日。
思えば、この半年間は「乳がんになってしまった」ということで頭がいっぱいで、「病院」という、今までまったく無縁だった「非日常」がいきなり、毎日の生活に欠かせない「日常」になって、さすがに今までにないくらい「弱気モード」になってました。
幸いなことに発見が早く、先生に「これは治る癌。転移の可能性も限りなくゼロ」と太鼓判を押してもらっているにも関わらず、「がん」という文字や言葉に敏感になって、ネットで読み漁り、読めば読むほど、ひとりで勝手に無力感に苛まれるという負のスパイラル。
自分も家族も健康なので、「自分は病気にならない」と確信していたような部分があって、病気に対するしなやかさがなく、今までの自信が一気に打ち砕かれてしまった感じです。
病院に行くと、当たり前ですが、いろんな患者さんがいます。
見回せば高齢の患者さんたちはほとんどがご家族やヘルパーさんと一緒。
杖をついている方、車椅子の方、鼻にチューブを入れて医療器具を持って歩いている方、寝たきりのままベッドで移動している方。
そんな光景が日常。
今まで経験したことのない半年を経て、私のように自力で、人にも道具にも頼らず通院できるというのは、それだけで患者の中でも恵まれている、ということ、この程度の病気で弱気になっている場合じゃないということに気づかされました。
2021年は前半が「弱気モード」になってしまった分、後半でしっかり盛り返したいところです。
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コメント
平常心でいるのはなかなか難しいですよね。
情報社会の良いところも悪いところも、結局自分次第。
でもほとんどが、主観と楽観視出来ない系のものが多い気がします。
情報の取捨選択は自分にしかできないですよね。
がんについても本当に人それぞれで多種多様。
情報がたくさんあることに感謝しつつ、たくさんあり過ぎることに泣かされました。
検診の再検査でショックなのに、がんだと言われればショックなのは当然です。ブログを読んでいても、その辛さが痛いほど伝わってきました。不幸中の幸いは、バブーとポールがその間、元気であなたを支えてくれたこと。えり子さんはとても幸せな人だと思います。後半戦のんびり、ゆったり過ごしましょう。自分もワクチン完了したら快気祝いで函館メンバーで押しかけますよ!
ポールとバブーには本当に日々支えてもらって感謝しています。
特にポールは波乱万丈の人生で経験が豊富なので、すべてを受け入れてくれている感じがして安心できます。
後半戦はのんびり、ゆったり。
ワクチン接種完了したら、函館の温泉でゆっくり語りましょう♪