この数ヶ月の間に、フランス語が必要な場面が出て来た。
大学時代に専攻していたとはいえ、卒業してから20年。
4年間、ただひたすらフランス語を勉強していたわけだから、簡単なものであればなんとか読むことはできるけれど、普段、話すことはもちろん、聞くことさえもほとんどないから、とてもじゃないけど「使える」などとは恥ずかしくて言えない。
この数ヶ月の間に、「ドイツ語が必要なんだけど、話せる?」と立て続けに2回聞かれた。
ドイツ語は、話せるも何も・・・、まったく無理。
「英語の他に話せる言語は?」。
「英語のほかに、もうひとつ何か他の言葉話せない?」。
これも2回聞かれた。
いずれも、最近の出来事。
もはや、英語だけでは充分ではない時代に突入しているらしい。
イギリス人の夫ポールと結婚して10年。
日常会話で英語を使うようになって、ようやく、英語だけは生活に支障なく、翻訳・通訳でなんとかヒト様のお役に立てるレベル・・・、(とはいえ英検1級は連続不合格で、TOEICはやっと900点)に達して喜んでいたところなのに、英語だけじゃダメなのか?
フランス語については、かつて夢中になって勉強していた言葉だから、もう一度しっかり勉強して、レッスンにも定期的に通って、眠ってしまった力を呼び覚まし、錆を落として、話せるようになりたいと思う。
だけど、器用なタイプじゃないから、フランス語を真剣に勉強し始めると、英語の上達に影響しそうでなかなか始められない。
英語か、フランス語か・・・、ここ数ヶ月ずっと悩んでる。
英語はこのレベルでもう良しとして、フランス語にシフトするべきか否か。
よく語学教材で見かけるキャッチ・フレーズ。
① 数ヶ月でぺらぺらになる。
② 聞くだけで自然と話せるようになる。
全部、嘘。
そんなわけがない。
ひとつの言語を習得するには、絶え間ない努力と莫大な時間と、どうしても身に付けたいという情熱が絶対に必要なのだ。
英語使いはたくさんいるけれど、フランス語使いには希少価値があるのは間違いない。
そう思い立ってフランス語のテキストを開くたびに、「二兎を追うものは一兎をも得ず」の言葉を思い出し、英語のテキストをまた開く。。。
最近はその繰り返し。
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