今日は通訳学校も春休みでのんびりしている土曜日。
お休みなのは嬉しいけれど、土曜日のレッスンの、あのドキドキの緊張感がないと、なんだか寂しい。
先日のレッスンでは、初めて、簡易的に作られたトレーニング用の同時通訳ブースに入って、イヤホンをつけ、マイクを持って同時通訳をした。
簡易的な物とはいえ、使っている機材は本番と同じで、マイクを切り替える方法や、2人1組での同時通訳の協力体制などを練習。
ブースに入ると、なんともいえない高揚感があって、興奮してアドレナリンが出まくった。
そして、パフォーマンスを終えた時、レッッスン中はほどんど笑顔を見せることがない、いつも厳しい先生が、
「上手いね!」、と言ってくれた。
自分では、まったくできたと思ってなかったので、正直、その言葉はうれしい驚きだった。
「初めてなのにそれだけできるのは、いいですね」、と。
普段は、厳しく注意されてばかり。
発音も言い回しも態度も何もかも。
レッスンの後、いつも深く凹んでしまうので、そのまま近くのバーに入ってワインをグラス1杯飲んでから、気持ちを切り替えて家に帰ることもたびたび。
そんなレッスンなだけに、「上手いね!」の一言が心に響いた。
私という人間は非常に単純だから、その一言だけで、もっと頑張ろうと俄然やる気になれる。
普段厳しい先生は、絶妙なタイミングで、ごくたま~に褒めてくれることがあり、アメとムチの使い分けに長けていて教え方がものすごくうまい。
クラスメイトも、今の先生だからお金を払う価値がある、と言っていたけれど同感。
来週からは、ひとつ上のクラスのレッスンが始まる。
「上手いね!」と言ってもらえる頻度が上がるように、新学期からまた歯を食いしばって頑張ろう。
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