ママを変える!

先日、実家に泊まりに行ったときのこと。

ディナータイムから、生ビールをたくさん飲んで、ポールはすっかり上機嫌。

一度飲み始めたら絶対に止まらない彼。

日本語しかわからない私の両親を前に、日本語でしゃべりまくり。

『ポール、こんなに日本語話せたんだ・・・』と驚く私。

『ポール君、前に来たときより、日本語の語彙が増えてるねぇ』と感心する両親。

そんな賞賛の嵐の中、ポールの饒舌さ加減は止まるところを知りません。

そして夜10時。

ついに父がギブアップ。

『ポール君、悪いけど、私はもう寝ますからねー。

また、明日ゆっくり話しましょうね。それでは』

などと寝ぼけ眼で言いつつ寝室へ。

そうなると、次なるターゲットは、ママひとり。

海外旅行好きのママはポールの話が大好き。

目をらんらんに輝かせて、ポールの話に聞き入っています。

・・・そして、午前1時過ぎ。

私もさすがに眠くなったきたので、『ポール、もう眠いよ。もう寝よ』、と言うと、

ポールってば、

『ママは、まだ眠くないもん。だからママと話してていいでしょ。

Eriが眠いからって、ママが眠いわけじゃないでしょ』

と言い張って寝ようとしない。

『いいから、ポール、もう寝るよ!』と彼を無理やり引き上げさせたはいいものの、ポールは、どうしてママとの話を止めなければならないのか理解できず、憮然とした表情。

そこで、ポールを諭す私。

『日本人は、なかなかはっきりNoといえないの。ましてお客様にはね。

ママは眠くても我慢して、いつまでもポールの話を聞いてるけど、毎日11時頃には寝てるんだもの、眠いに決まってるでしょ。

それに、家族みんなが寝た後、ママにはすることがたっくさんあるの!』。

すると、ポール、

『じゃ、僕がママを変える。

眠くなったら、自分で、「もう眠いから」って言うようにしてもらう。自分の希望をはっきり言うママになってもらうよ』。

もう60年以上、日本文化の中で大和撫子として生きてきたママには絶対無理なこと。

しかし、ポールの決意は固い。

ママは果たしてポールによって性格を変えられるのか?

乞うご期待

そして、今日のバブーは、お腹をすかせてキッチン回りを行ったりきたり。

だんだん賢くなってきました。

コメント

  1. はじめまして。ブログ楽しく拝見させていただいてます。
    私も現在2歳6ヶ月のボーダーコリーを飼っていて、しつけには悩まされています。トレーニングの先生に来ていただいて躾のやり直しに頑張っています。躾には愛情と忍耐が必要なんだな~と日々考えさせられます。バブーちゃんは小型犬なので、力ずくではなく(散歩の時飼い主より前を歩いたらチョークを入れるとかでは無くて)は、指示どうりに出来たら褒めておやつをあげる方法が良いかと。家具をかじったり悪さをしたら、すぐにその場で怒る事が必要です。お尻をポンポンと叩いて、『NO~!』と低い声で怒るのです。指示通りに出来たら『Good』と明るい高い声で褒めておやつをあげる。お腹がすいてるだろう、新しいおやつを買ったからと言って与えるのではなく、指示に従ったら褒美にあげるようにしてあげると良いですよ。
    バブーちゃんが、健やかに成長することをブログを通して見守ってます。忍耐強く頑張って下さいね。

タイトルとURLをコピーしました