
かれこれ数年前から、ず~っと愛用していた携帯電話を替えました。
「使うことができればいい派」で携帯電話にはかなり無頓着なので、自分ではその「古さ」に気づかなかったけれど、「まだ、こんなの使ってんの?!」って、何人かに立て続けに指摘されたのと、充電がすぐに切れるようになってきたので、そろそろ替え時。
そしてついに先日、突然思い立って、auショップへ。
そこで、大好きな色、なんともいえない深いグリーンの、美しいカラーの携帯電話に一目惚れ。
これまではずっと「本体0円」のものでやり過ごしてきたけれど、人生初の有料タイプを購入。

無頓着といいながら、久しぶりに替えた新しい携帯が嬉しくってウキウキ。
なのに、なんと運の悪いことに、そんな時に限って、仕事でお世話になっている関西系の、色黒で「ドカベン」みたいな会社社長と飲みに行ったのが悪かった。
いきなり、「携帯貸してくれます?!」と言われて、最新のカッコいい携帯を得意げに差し出したところ、「京都土産の蒔絵シールです~。金箔ですよ~」と怪しげなシールをペタリ。

いやーーーーっ!返された携帯を見て、げっそり。。。
チッガウ!!
な、なにコレ。
他人の、しかも買ったばっかりの携帯にこんなシール貼るなんて酷すぎる。
同じの貼ってる方がいたらゴメンナサイ・・・だけど、私の趣味じゃないのです。まったく。
同じ蒔絵でも、竜とか虎とか、カッコいい図柄ならまだしも、「紫式部」?!
ありえん。
怒りでワナワナ震えてる私に、「一年間は取れませんよ~」と追い討ちをかける社長。
「コレいいでしょ~。イメージにぴったりですわ~。剥がさんといてくださいね~、剥がされたら思いっきり凹みますわ~」とニッコリ。
許せん。。。
表情がこわばる私。

帰宅後、もちろん必死でシールを剥がそうとしたけれど、これがまた、本当に取れない。
除光液を使っても、熱湯を染み込ませたコットンでこすってみても、びくともしない。
根気良く除去作業を続けて、なんとか部分的に削り取ることはできたものの、紫式部の頭の部分だけが剥がれて首から下だけが残ってしまったりしたら、それこそ悲劇・・・、と思い直して除去作業中止。
だけど、私もこんなことではへこたれません。
剥がすのがダメなら被せます。
早速、東急ハンズで、スワロフスキーのラインストーンをゲット。

もともと、ビーズや刺繍の細かい作業は大得意。
やり始めたら楽しくってもう夢中。
費用3000円と所要1時間半で、オトナの「デコ電」の完成です。
いいんじゃな~いっ♪

我ながらキラキラで素敵っ♪
ま、所詮素人なので、デザイン的にはアレですが・・・、それはやむなし。
世界にひとつの、自分だけの「デコ電」に大満足。
蒔絵シールを貼られることがなかったら、「デコ電」なんてなんの興味もなく、シンプル過ぎて男物みたいなプレーンな携帯をずっと使っていたはずなのに、なんだかコレって、「ブリンブリン」でとっても女らしい。

完成したときの、達成感といったら。
たかが携帯、されど携帯。。。
「災い転じて福となす」。
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