お守り

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先日、悲願の900点を達成したTOEICの公式認定証が自宅に郵送で届いた。

ネット申し込みをしていた人は、1週間前に結果がネット上で表示されるので、すでにスコアはわかっていたこととは言え、こうして受け取るとやっぱり改めて嬉しい。

社会人としてかれこれ20年以上働いているけれど、内勤の事務職ばかりで、営業畑を歩いたこともない。

総務一筋とか経理一筋というような得意分野があるわけでもなく、代わりの人はたくさんいる。

大学を卒業して就職した最初の会社を2年を待たずに辞めた時、地元の札幌に戻って次の仕事を探すべく、とりあえず軽い気持ちで派遣会社に登録に出かけた。

その頃の、20代前半の若い私は自信満々だった。

会社を辞めたのは自分が望んだことで、リストラされたわけじゃない。

「就活」のときと同じで、「私」を欲しいと思ってくれる会社はたくさんあると思っていた。

カウンセラーと面談し、仕事について経歴を確認された。

派遣先を紹介してもらう仕事のジャンルを選ぶためだ。

現実は、まったく違った。

もはや「新卒」じゃない。

以前働いていた会社が誰でも名前を知っている大手企業だったとはいえ、働いていたのはわずか1年ちょっと。

大学の専攻はフランス語、最初の職場はメーカーの生産工程管理の事務職。

大学や企業のネームバリューは重要じゃなく、必要なのは何ができるか、即戦力になるかどうか。

結局、仕事上で何の得意分野ももたない私が派遣登録されたジャンルは、「ファイリング」=「書類整理」だった。

その時の衝撃は今も忘れられない。

職業人としての「ウリ」がなにひとつないことを思い知らされた瞬間だった。

そんな私が、唯一仕事で使える、人と違う分野を持っているとしたら英語。

その頃は英語を仕事で使えるレベルではまったくなかったけれど、その後、イギリス人と結婚して日々英語漬けの生活をするようになった今だから言える。

英語の文書を読んだり、書いたり、英語の電話に対応したり・・・というのは、誰にでもできることじゃない。

先輩から教えてもらったり、OJTで身につくものでもない。

唯一の得意分野ができた気がした。

そんな思いがあったから、その「証明」として「英語ができる」と言えるスコア900点は絶対欲しいと思ってた。

アメリカの9.11があって、東北の3.11があってから、人生観も大きな影響を受けた。

家があって、仕事があって・・・、そんな当たり前のことが、ある日突然奪われることもある。

この公式認定証は、これからも自分の力で生きていくための、精神的な「お守り」みたいなもの。

ちょっと大げさだけど、だから、すごく嬉しい。

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