芸能人の結婚ラッシュだった年末。
美人過ぎるゆえに適齢期をとっくに過ぎて、勢いに乗ってる「視聴率女王」のあの女優さんも、まだまだモテまくるであろうイケメン俳優さんも。
「えぇ~っ!?」って、驚いているうちに、独身の大物たちがが続々結婚。
そんな年末だったけれど、年始、というより先週、驚かされたのが、あの「おしどり夫婦」の離婚。
ジョージ&ミカ。
思えば、この2人、テレビでは一緒にいるところしか見たことがなかった。
私の中では、芸能界のおしどり夫婦といえば、この2人。
・・・だったはずなのに、妻側に相当のストレスがたまっていたとのこと。
専門家の分析によると、「特に妻側が、『おしどり夫婦だね』と言われれば言われるほど、『自分たちはそうあらねばならない』とどこかで自分を縛り付け、旦那さんの嫌な所をただただ我慢し、おしどり夫婦であり続けようとしてしまう」ということに問題があったらしい。
私はこの2人が結婚した時から思っていました。
これほど若くて美人で、しかも父親が大物俳優という妻ミカを夢中にできる夫ジョージは、本当に包容力のある素晴らしいオトナの男性なのだろうと。
ジョージといえば、あの歌、「ロード」。
「ロード」がヒットした1993年当時、多感な20代だった私は、泣きましたよ、いい歌過ぎて。
今でも前奏のハーモニカを聴いただけで、泣けますよ、きっと。
「なんでもないような事が、幸せだったと思~う♪」、と切なく、振り絞るような声で歌っていた彼だから、他人の心の痛みがわかる、優しさに溢れた人なのだと思っていました。
でも、どうやら、まったく違っていた模様。
夫婦というのは、本当に、当人たちにしかわからない様々な問題を抱えているものです。。。
・・・と翻って、私たち夫婦。
つい先日も、布教活動中で我が家を訪れた宣教師の方に、「マッサン」で写真見ました!と言われるほど、近所では恐らく有名な、いつも一緒の「おしどり夫婦」。
布教活動の前に聞かれたのが、「夫婦円満の秘訣」。
ポールの答えは”meet in the middle”.
日本語にすると、「真ん中で折り合う」、すなわち「妥協する」こと。
「妥協」と言う言葉はあまりいい意味で使われないので、私もこの言葉を使うことには抵抗があるけれど、要は、お互いの考えを押し付けないということ。
つまり家庭内「ダイバーシティ=多様性」。
イギリス式を押し付けるのもダメ、日本式を押し付けるのもダメ。
お互いの考え方を尊重して、尊重できてこそ夫婦というもの。
何年も喧嘩をしないから「おしどり夫婦」、というわけではなく、「夫婦」といえども元は他人。
まったく喧嘩をしないというのは、どちらかが我慢しているということでもあるわけで、ジョージ夫婦のように、その我慢が限界に達した時の一度の「喧嘩」が「離婚」へと急展開することも。
自分の考えが正しいという前提で相手を縛ることは、結局、「相手を信頼できていない」ことの現れ。
人間関係も恋愛も結婚も、成功のカギは相手を「信頼」できるかどうか。
本当の「おしどり夫婦」というのは、端から見たら、「言いたいことを言い合って、いつも喧嘩ばっかりしてる」みたいな、あるいは、私たちのように「昔は喧嘩ばっかりしてた」みたいな、意外とそんな「痛い」夫婦なのかもしれません。
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コメント
はじめまして。突然のコメント失礼致します。いつもこっそり拝見しておりましたが、今回の記事がとても心に響いた為、ついコメントしてしまいました。私の主人はハンガリー人で、今は日本で生活しております。ついつい日本式を押し付けて、妥協や思いやりという大切なことを忘れてしまい、主人に窮屈な思いをさせてしまっていました。夫婦として大切なことを思い出させていただいてありがとうございました。
わんちゃんが、以前飼っていたわんことそっくりでついつい見入ってしまいました。(´;ω;`)
夫婦とはなんぞや?
日々悩んだり奮闘してみたりしてますが、離婚されないようにがんばります( ‘ч’? )