あっちでもこっちでもセクハラが問題になっている。
アメリカで始まった「#Me Too」ムーブメントが、遅れて今、日本にも来た。
これまで泣き寝入りするしかなかったことが、問題として指摘され、表面に出るようになった。
これからの社会が大きく変わりはじめる、そんな気がしている。
そんな中で顎が外れそうになるほどびっくりしたのが、女性議員らがセクハラ撲滅を訴える場面の写真を添付して、「私にとって、セクハラと縁遠い方々」とツイートして揶揄した男性議員のニュース。
あ・り・え・な・い。
マツコさんも言っているとおり、この発言こそが、「男尊女卑」の極み。
議員ともあろうお方が、どうしてそんなことがわからないのかが、まったくもって理解不能。
続けて、「私は皆さんに、絶対セクハラは致しませんことを、宣言致します!」、とツイートしたそうだ。
呆れて言葉も出ない。
「その発言はセクハラですよ」って、イチイチ言わないとわからないの?
この手の男性の怖いところは、それが皆の声であり、多くの人たちから賛同を得られ、「よくぞ言ってくれた!」と称賛されるだろうと思っているところ。
だから堂々と悪びれもせずツイートしたわけで、余程の覚悟がない限り、誰も非難されると最初からわかっているツイートなんてしない。
議員さんならなおさら。
だから怖い。
みんな言いたいと思ってるだろうけど、きっと言えないだろうから、この私がはっきり言いましょう、と。
ヒーローとして称賛されたかったのかなんなのか。
浅はかというかなんというか。。。
結果は大いなる誤算だったと気づいてくれていればいいけれど。
「私の発言がセクハラにあたるというご指摘を真摯(しんし)に受け止め、~(中略)~、心からおわびを申し上げたい」、と謝罪したそうだけれど、「セクハラ」にあたるも何も、「セクハラ」そのもの。
最初から最後まで、いろいろおかしくて、ありえない。
読んでいただけたら、
↓
人気ブログランキングのクリックをポチッとしていただけると嬉しいです。
ついでに、わんこ好きの方は、
↓
にほんブログ村ウエスティのクリックもポチッと!
インスタグラムはコチラから。
コメント
連日コメすみません・・・(笑)
ほんと、上記の議員とか「録音した記者は犯罪」発言のオヤジとか・・・
もう「コイツらみんな終わってるな・・・」って感じですよね。
権力を握ったオヤジってみんなこうなるのかな。
でも先日映画「いつか晴れた日に」を観ていて、人権先進国のようなイギリスでも、少し前は女性が財産を相続できなかった、というのを改めて気が付いて、やっぱり女性の人権問題って一朝一夕にはいかないんだろうなあ・・・・と思いました。
ところで・・・「ロシアンルーレット方式」って勝手に私が考えたネーミングですよ~。(笑)
特に獣医界にそんな方式があるわけではありません、すみません~(笑)
>にこさん
連日コメ、ありがとうございます♪
嬉しいです!!
もうコメントだけじゃなくて、お酒でも酌み交わしたいくらいです!
いや、私もまさにホント、「終わってるな・・・」って思いました。
こんな人たちがたくさんいるなら、いくら政府が「女性活躍」を呼び掛けたところで進むはずがない。
新聞のコラムに、セクハラで問題になっている政治家を取り上げて、「それはダメだ」と忠告してくれるような親しい友人が、周囲に1人もいないことが悲劇だという趣旨のことが書いてあったけれど、同感です。
その点、女性は友達も多いから、道に外れそうなことはあっても、結果、最悪の事態は招かない。そんな気がします。