夫が起こした痙攣発作の原因を突き止めるため、今日は脳神経内科に行ってきました。
札幌で有名な脳神経疾患の大規模な総合病院。
人間ドックの結果とかかりつけ医が調べてくれた血液検査、心電図の結果も紹介状と一緒に持っていきました。
今回の発作の状況を詳細に説明したうえで30分間の脳波検査とMRI検査。
その結果、どちらの検査でも異常は見つかりませんでした。
先生によると、今回の発作は2度起きているのですが、神経内科では24時間以内に起きた発作は同一とみなし1回というカウントになるそうで、「てんかん」の可能性は否定できないものの、1回だけでは診断がつかないそうです。
なので、「しばらく経過観察をして、もしまた発作が起きたら、その時は1泊入院して24時間脳波を検査しましょう」ということになりました。
今回、最初の痙攣発作が起きた時、中途半端な知識で「クモ膜下出血」だと思いました。
そして、次に「心臓だ」と。
というのも、夫の父親と祖父がいずれも40代半ばで心臓発作で亡くなっていて、夫自身も「自分は長生きできない。家系的に心臓発作で早死にする」と思い込んでいるところがあり、それを日ごろから聞かされていたからです。
だから私も、「ついにその時が来た。もうダメだ。死んじゃう」とパニックになりながらも、一瞬、「いつかこうなることは分かってた」というような諦めの気持ちがよぎりました。
思い込みって本当に危険ですね。
全然違うのに。
「『自分は心臓病にかかりやすい』と信じている女性の死亡率は、そう信じていない女性の4倍にのぼった」という研究結果があるそうですが、まさにそれ。
いろいろな検査をやり尽くしましたが、現時点でも原因はわかりません。
おそらく、長い間に積み重ねてきた良くない生活習慣(酒、たばこ)に昨今の強いストレスが加わって、一気に爆発したような気がします。
原因がわからないのはモヤモヤしますが、手術や治療が必要なレベルの所見がなかったことに安堵しています。
今回のことを大事に至るまえの危険信号と受け止めて、健康寿命を伸ばせるように夫も私も本気で生活習慣を見直さなければ。
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コメント
逆の立場での時の対応は決めておいた方が良いですね。
そして、留守中の時の事も。
慌てるのが一番ダメですから。備えあれば憂い無し!!
本当に備えあれば憂い無しです。
国際結婚夫婦の緊急時の対応、いろいろ考えさせられています。
脳神経で有名な病院とアクセス出来たことは、大きな安心材料ですね。「病は気から」と言います。思い込みやストレスが知らずに体に不穏な信号を送っているのかもしれません。私が売っている抗うつ薬の治験でも、プラセボ(偽薬)効果といって、薬効成分が入っていない錠剤なのに、うつ病が改善する人がいます。だから、薬の治験時は、プラセボに反応しやすい人は外して再試験する事もあります。人間の身体って本当に不思議です。
プラセボ効果のことは新聞かネットか何かで読んだことがあります。
「病は気から」はまさにその通り。
本当に人体って不思議ですよね。