今日は親知らず移植から3週間後の検査と治療に行ってきました。
手術をしてもらった病院に行って、今日一日で診てもらった先生は分野別になんと3人。
1.移植手術をした主治医と、2.下顎の神経麻痺を診る先生、3.移植した親知らずの根管治療の専門医。
1番目のロマンスグレーの先生の診察は問題なし。
移植手術から3週間が経過したので「電動歯ブラシで歯磨きしても大丈夫ですか?」と聞くと、「いいですよ。ソフトなら」。
「歯磨きくらいじゃ移植した歯は動かないと思っていいですか?」と聞くと、「いや、それはやり方次第ですね」。
怖いー。
せっかく移植した歯が、歯磨きでポロっと抜け落ちたりしたら、入院・手術までした意味がないので、手磨きでソフトに守ろうと思います。
2番目の下顎の麻痺を診る先生は若くて多分20代。
神経麻痺の症状を調べるプラスティックの針みたいな道具を持ち出して、右顎と左顎の部位を交互に何度もチクチク刺して、「痛いですか?」チェック。
全部チクチク痛かったー。
ということで、麻痺の程度はかなり「軽度」と診断されました。
ここ数日、例えるなら「正座の後に足が痺れて、その痺れが取れる時のビリビリする感覚」が下顎に起きていることを伝えると、「それは治っている途中っていうことです。いいことですよ」。
3番目の先生は根管治療の専門家。
ちなみにこちらも恐らく同年代のロマンスグレー。
ベテランよね~、と油断したら、この治療が一番きつかったー。
移植した親知らずの根管をきれいにしてお薬を詰める治療のようで、ドリルで小さな穴を開けて根っこをグリグリ。。
ドリルで穴を開けることまでできるなら歯磨き程度は問題ないのではと思いつつ、それより何よりきつかったのは装具を着けられて口を大きく開けたままでいること。
今日は月曜日で元気もあったので大丈夫でしたが、これが体調不良だったりしたら、きつ過ぎて完全アウトだったと思います。
元は親知らずなわけで根管の形態も曲がっているなど複雑で、治療には通常1~1.5ヵ月起きに1回、大体計4回くらい必要とのこと。
半年以上、まだまだ先の長い話ですよ。
この一連の歯科治療は気力と体力が必要なことを痛感しました。
これが終わったら、地元の歯科医のところに戻って、被せモノを作る作業がはじまりますが、それは来年の話。
こちらの被せモノは歯科医の連携で無料で作ってもらえるそうですが(とても高価なジルコニアの被せモノを作ったばかりだったので)、その治療をしてくれる地元の先生は4人目カウント。
自分の親知らずを移植することで、ブリッジや入れ歯を回避して、インプラントもする必要がないのは本当にラッキー、喜ぶべきことです。
今までと同じように、自分の歯を使って美味しいものをしっかり噛んで食べられるなら何より。
なので、奥歯1本に4人の先生を巻き込んだあげく、治療が辛いなどと愚痴を言っている場合ではありません。
私の大好物の一つはバリバリにかたい「おせんべい」。
移植したことで、今までのように自分の歯でバリバリ食べられる日が来るのか、いや、来ないのか。
大口を開けて苦しさに呻きながら、そんなことを考えていました。
読んでいただけたら↓
ついでに、わんこ好きの方は↓可愛いシッポにもう1票♪
コメント
自分の歯でバリバリ食べられる日が来るのか・・・先に聞くのは勇気が要りますね。
私なら、OKが出ても、恐らく怖くて使えません(笑)
宝物の様に扱いそうです。
一連の作業を思うと。
私も同じことを思いまして、あえて先生には質問しませんでした。
かたいものを食べて歯がポロっと取れたり、ボキッと折れたりすることは避けたいわけで・・・。
宝物の様に扱います。ここまで来るのも大変でしたから。